本校専攻科生、大阪関西万博EXPOでの初出展!心温まるアート作品を披露

 7月19日(土)~20日(日)、大阪関西万博EXPOにて開催された、次世代テッククリエイターが集うアワード「デジタル学園祭アワード S×PARK 」で、本校専攻科2年生の饗庭 陽月さんが心温まるアート作品を披露しました。「コンパチ火」の作品名で、新しい表現や人の感情の秘めたものに着目し、キャンプファイヤーのような空間をコンセプトに豊かな時間を提供したいといった研究成果が詰まった素敵な作品となっています。



<本校専攻科2年生の饗庭 陽月さんからのコメント>
 今回、万博で「コンパチ火」という作品を展示しました。この作品は、私が茨城高専・成研究室で取り組んでいたワイヤレス技術の研究から着想を得ています。技術は産業や生活を便利にするためだけではなく、―新しい表現や人の感情を揺さぶる力も秘めているのではないか―そんな思いから、アートという新しい世界に挑戦しました。コンパチ火のコンセプトは「キャンプファイヤーのような空間」です。キャンプファイヤーを囲むと、いつの間にか自然と心が開き、普段は語れない深い話をすることができます。炎の揺らめきをずっと眺めていられるのは、それが本能的に人の心を惹きつけ、穏やかでゆったりとした時間を生み出すからでしょう。
 しかし、実際の火を病院やオフィスなどの空間で使うのは難しいものです。そこで私は、本物の火の持つ「見つめ続けられる魅力」に注目し、どんな場所でもキャンプファイヤーを囲むような豊かな時間を提供できる作品を目指しました。
 また、この作品を通じて「暗闇座談会」という企画も行っています。これは、作品の明かりだけが灯る暗闇の空間で、2人1組となり2時間ゆっくりと対話をしてもらうものです。普段は気付けない自分自身の感情や、相手の隠れた一面に出会う貴重な時間になるでしょう。ご興味を持っていただけた学生や教員の方は、ぜひお気軽にご連絡ください。
 万博では1日数千人規模の来場者に作品を体験していただき、多くの感想や意見を直接いただくことができました。初めての展示は準備や運営の難しさもありましたが、何より展示ならではの感動と気づきが数えきれないほどありました。特に海外の方を含め、多様な人たちに鑑賞していただけたこと、小さな子どもたちが作品の前で立ち止まり、じっと見つめてくれた瞬間は、作品が人の感性に届いていることを強く感じられ、本当に嬉しく思いました。
 もうすぐ夏休みです。時間に余裕がある今こそ、「自分は何がしたいのか」「自分はどんな人になりたいのか」を、ぜひ手を動かしながら考えてみてください。学生時代は、自分の可能性を自由に試し、探求できる最高の時期です。この夏が皆さんにとって、将来を豊かにするための大切な時間になるよう、心から願っています。一人で踏み出すのは少し勇気がいるかもしれません。悩んだり、迷ったときは、自分の視野を少し広げてみてください。一緒に活動してくれる友人や、相談できる人が、意外と近くに居るものです!

 【参考リンク】:「デジタル学園祭 S×PARK」https://www.spark-awards.com/

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