iR-MIPPE
iR-MIPPEとは
茨城高専の学生や教員と地域企業の協働を通して、お互いに高め合うことを目指した教育プログラムです。
英語では“Ibaraki Regional Mutually Inductive Problem-solving Practical Education”で、その略がiR-MIPPE(“愛があるみっぺ”、通称“みっぺ”プログラム)です。茨城では新しいことを始めるときには、“やってみっぺ”って言いますよね!新しいこと、楽しいこと、始めましょう!
本プログラムを通じて、学生は企業の魅力や強みを分析する力、そして企業担当者との協働経験からキャリア意識や社会性を身につけます。また、学生や教員が学校を飛び出し地域企業を訪問することで、地域と茨城高専が相互に理解を深めます。
【専攻科】MIPPEプログラム
本授業は、専攻科1年生の特別実験(プロジェクト実験)として実施しています。
令和5年度は、通期で5社の協力企業様から頂いた課題解決に取り組みました。それぞれの協力企業様が抱えている課題において、その解決方法を検討し、微力ながらその改善方法等の提案を行いました。いずれも企業の担当者との協議を重ねながら課題解決に取り組みました。
また、課題解決と同時に協力企業様の紹介動画、またはPR動画を作成しました。これらの動画は協力企業様の社員が出演し、専攻科生が撮影、ナレーション、編集等のすべての過程をとおして製作しました。
これまでの取り組み
- 2021年 - 2022年
- 【MIPPEプログラム】令和3年度後期(専攻科1年生)
【本科】MIPPEプラス
福祉施設で行われたハビリテーション促進のためのデジタルコンテンツ披露発表会
令和6年2月9日(金)、日立市助川町の福祉施設「日立太陽の家」で、施設利用者の課題解決案を提案する成果発表会を実施しました。
本校学生は、歩行補助器具や車いす利用者の方々に向けて、日々のハビリテーションをゲーム感覚で楽しみながら行うことができるデジタルコンテンツ。後方カメラやセンサを取り付け、車いすの操作性・安全性を向上するカスタマイズ機能の2点を発表しました。
本校では今後も同施設との連携を継続し、施設利用者および施設職員の皆様方が抱える課題解決案の提案を続けていくことにしています。
成果発表会当日は、施設関係者や施設利用者の保護者様にもご参加いただき、喜びの声を多数頂戴しました!
【参加者の声】本校専攻科2年情報工学コース/石原 陽平さん
施設利用者の方の話を耳にし、力になりたいと感じ、システム開発をしました。システムの作成には多数の困難がありましたが、自身の知識・技術を活用し、完成させました。
施設の方に使用していただき、喜んでいただいたとき、頑張った甲斐があったと感じました。
これまでの取り組み
- 2022年11月1日
- 【MIPPEプラス】本科生が地域企業の課題解決型インターンシップに挑戦