「トビタテ!留学JAPAN」新・日本代表プログラムに茨城高専生3名が採択

 文部科学省が官民協働で実施している海外留学支援制度、「トビタテ!留学JAPAN」新・日本代表プログラム【高校生等対象2024年度(第9期)】に、本校の学生3名が採択されました。本校からは2023年度(第8期)の3名に続く合格となりました。

トビタテ!留学JAPANとは

 「トビタテ!留学JAPAN」は、意欲と能力ある全ての日本の若者が、海外留学に自ら一歩を踏み出す機運を醸成することを目的として、2013年10月に文部科学省が開始した留学促進キャンペーンです。政府だけでなく、社会総掛かりで取り組むことにより大きな効果が得られるものと考え、各分野で活躍されている方々や民間企業からの御支援や御寄附などにより、官民協働で「グローバル人材育成コミュティ」を形成し、将来世界で活躍できるグローバル人材を育成しています。

【参考リンク】トビタテ!留学JAPAN(外部サイト)


派遣留学生紹介

 2024年度、高校生コースには全国から1566人の応募があり、580人が採択されました。採択された本校の学生3名は、今後語学力や専門分野の知識をさらに向上させ、日本代表として留学先での活動に励みます。派遣留学生を以下に紹介します。

髙星 美月さん(電気・電子系2年) 留学先:カナダ

私は来年の3月に約1ヶ月、再生可能エネルギーについて探究するためにカナダに留学します。カナダは水資源が豊富なため水力発電が盛んであり、再エネによる電力を用いて作るクリーン水素の開発も進んでいます。電力ひっ迫や地球温暖化進行の問題を目にする中で、再生可能エネルギーの研究に興味をもち、技術が発達した海外でその秘密を探究したいと思いました。具体的には。再エネ開発に関わる企業の訪問や街頭インタビューをして、技術とその地域に住む人々の意識を調査します。この留学で得る経験を未来に繋げられるよう、精一杯臨みたいです。


舩橋 夢佳さん(機械・制御系2年) 留学先:アメリカ合衆国

私はアメリカの環境技術や意識を調査するため、来年の春休み期間にアメリカのアーバインで大学や企業を見学します。留学を通して、環境保全の様々な取り組みのメリット、デメリットを正しく知り環境に対する考えや知識を持ち、どのような開発が環境に配慮した開発か考えたいです。それが環境に配慮した開発に活かせると思います。また、語学学校やホームステイで英会話力を向上させたいです。


小沼 仁凜さん(電気・電子系3年) 留学先:オーストラリア

私は、来年の2月から3月にかけてオーストラリアのシドニーで「オーストラリアの環境にやさしい図書館」について探究活動を行います。オーストラリアの図書館で探究活動を行うにあたり、今年の夏休みに日本での探究活動をしてきました。今回の留学を通じて、環境先進国オーストラリアの環境対策について知るだけではなく、図書館を訪問するにあたって必要となる英語のコミュニケーション力も身に付けたいので、今も英会話の勉強をがんばっています。

▼この度3名の採択に至り、たくさんのご指導をいただいた先生方の紹介▼

(大津 麻紀子先生, 加藤 文武先生, 横山 英樹先生)

本校では、引き続き学生の海外留学や将来的な海外就業を積極的にサポートするとともに、『トビタテ!留学JAPAN』新・日本代表プログラムへの挑戦を支援していきます。

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