Joyo High school テックコンテストにてアイデア部門入賞
「第5回 Joyo High school テックコンテスト(主催:常陽銀行、共催:茨城県教育委員会、協賛:株式会社ノエックス、株式会社ユードム)」において、茨城工業高等専門学校の2年生(当時)、篠田 夏蓮さん(化学・生物・環境系)と吉田 苺香さん(化学・生物・環境系)がアイデア部門に入賞しました。
子ども食堂の食材不足と、飲食店で発生する食品ロスをAIマッチングで解決するというユニークなアイデアが高く評価されました。
着想のきっかけは、飲食店で発生する食品ロス問題です。篠田さん・吉田さんは食品ロス問題を、経済的損失の問題を超えた、文化的な心性の問題であると捉え、この技術の着想に至りました。

学内授賞式。篠田 夏蓮さん(左)と吉田 苺香さん(右)。
アイデアの概要
本アイデアは、飲食店で発生する食品ロスと、子ども食堂の食材不足を解決するAIマッチングアプリです。
飲食店が登録した余剰食材情報と、子ども食堂側の検索条件をAIが照合し、最適な組み合わせを提案します。LINEを活用した通知をリアルタイムで行うことで、効率的な食材共有ができる仕組みの構築を目指しました。
篠田さん・吉田さんが特に悩んだのは、余剰食材と子ども食堂のニーズをどのように効率よく結びつけるかという点でした。単に情報を共有するだけでは、食材の種類や量、必要なタイミングが合わない可能性があります。
そこで、飲食店が登録した余剰食材の情報と子ども食堂の条件をAIが照合し、最適な組み合わせを提案する仕組みを考えました。また、連絡や調整をスムーズに行うため、普段から利用者が多いLINEを活用する形を着想しました。
※「第5回 Joyo High school テックコンテスト『受賞者の声』」を一部編集のうえ掲載しています。


受賞者のコメント 篠田 夏蓮さん(化学・生物・環境系)
「食品ロスについて考える中で、『まだ食べられるのに捨てられてしまう食品を、必要としている人につなげられないか』と考えたことが、このアイデアの始まりでした。自分たちで考えたアイデアが実際に評価され、受賞という形になったことをとても嬉しく思います。
今回の経験を通して、身近な疑問をそのままにせず、具体的な解決策に変えていくことの大切さを学びました。これからも社会の課題に関心を持ち、自分たちなりのアイデアを形にしていきたいです。」
受賞者のコメント 吉田 苺香さん(化学・生物・環境系)
「今回の活動を通して、普段の授業や学校生活だけでは得られない貴重な経験をすることができました。最初は自分たちの考えがどこまで通用するのか分からず、不安に感じることもありましたが、試行錯誤しながら形にしていくことで、少しずつ自信を持つことができました。
そして、最終的に受賞という結果をいただけたことで、自分たちの考えを外に発信することの面白さを実感しました。今回の経験を今後の活動にも生かし、失敗を恐れずに新しいことへ挑戦していきたいです。」
指導教員
一般教養部 片岡 隆史 准教授
専門共通教育部 二田 亜弥 准教授
謝辞
素晴らしい賞をくださった常陽銀行様をはじめ、ご支援を頂いたすべての関係者の皆様に感謝を申し上げます。
本活動の一部は、2024年度「ちゅうでん教育振興助成 高等専門学校の部(2025年度助成分)」より研究助成を賜りました。厚く御礼申し上げます。
