プログラミング同好会が全国規模のコンテストで10位入賞
2026年7月9日(木)、プログラミング同好会の学生3名が校長室を訪問し、AtCoder Junior League 2025 Winter ヒューリスティック部門・高校部門 第10位入賞について、伊藤 彰則 校長へ報告しました。

今回報告を行ったのは、情報系3年の川村 蒼太朗さん、中村 充希さん、井村 元紀さんの3名です。また、顧問の安細 勉 教員(国際創造工学科情報系)も同席しました。
AtCoder Junior Leagueで全国10位に入賞
AtCoder Junior Leagueは、中高生を対象とした学校対抗のプログラミングコンテストです。AtCoder Junior League 2025 Winterは、2025年10月から2026年3月まで開催され、全国から中学校63校147名、高校168校451名、合計598名が参加登録しました。
今回、本校は全国66校が登録した 高校ヒューリスティック部門において第10位 となり、全国規模コンテストで優れた成果を収めました。
ヒューリスティック部門では、決められた1つの正解を出すだけでなく、限られた時間の中で「よりよい答え」を見つける力が求められます。例えば、たくさんの選択肢の中から、できるだけ高い点数になる方法を考え、プログラムを何度も改良していきます。そのため、プログラミングの知識だけでなく、発想力、試行錯誤する力、あきらめずに改善を続ける力が大切となります。
中村さんからは、コンテストで取り組んだ問題の内容や、よりよい結果を出すための考え方について説明がありました。伊藤校長からは、よりよい答えを見つけるためのアルゴリズムについて質問があり、動的計画法や焼きなまし法などの具体的な方法にも話題が及びました。その中で、問題に応じて解法を選ぶ難しさや、プログラムを何度も改良しながら得点を伸ばしていく工夫が語られました。伊藤校長からは、全国規模のコンテストで上位10校に入ったことに対して、称賛と激励の言葉がありました。

学生それぞれの得意分野でも成果を報告
AtCoder Junior Leagueの入賞報告に加えて、3名から日頃のプログラミング同好会での活動についても紹介がありました。
中村さんからは、情報オリンピック本選への出場や、高専プロコン(全国高等専門学校プログラミングコンテスト)競技部門の全国大会本選への出場予定について報告がありました。

中村 充希さん(情報系3年)
井村さんからは、AIを活用したファイル整理アプリの開発について報告がありました。また、他高専の学生と協力して新しいサービスのアイデアを考える ソフトバンク・イノベーションキャンプ への参加についても紹介されました。
さらに、暗号やネットワーク、プログラム解析などの問題を解き、情報セキュリティの知識や技術を競うCTF(Capture The Flag)の大会で、昨年度優勝したことについても報告がありました。加えて、情報セキュリティを専門的に学ぶ セキュリティ・キャンプ2026全国大会 の選考を通過し、同大会に参加することも報告されました。

井村 元紀さん(情報系3年)
川村さんからは、AtCoderのアルゴリズム部門とヒューリスティック部門の両方で水色レートに到達していることが報告されました。AtCoderでは、コンテストの成績によってレートの色が変わり、水色は多くの参加者の中でも高い実力を持つことを示しています。
また、アソビサイエンス・高専フェスでの自作ゲーム出展、共同制作作品の公開、機械学習コンテストのKaggle(カグル)への取り組みや、JOAI(日本人工知能オリンピック)2026で上位40%の成績を収め、銅メダルを受けたことも紹介されました。今後は、JOAI本選、茨城県警主催のCTF、ゲームクリエイター甲子園にも挑戦していく予定です。

川村 蒼太朗さん(情報系3年)
報告の中で、伊藤校長からは、アルゴリズムの考え方、セキュリティ人材の重要性、AIや音声認識、自然言語処理を活用したアプリ開発などについて助言がありました。
今回の入賞は、学生の皆さんが日頃から主体的に学び、挑戦を重ねてきた成果を示すものです。プログラミング同好会の皆さんは、今回の入賞を励みに、今後もそれぞれの得意分野を生かしながら、さらなる挑戦を続けていきます。

