高校生ビジネスプラン・グランプリでベスト100賞を受賞              

第13回 高校生ビジネスプラン・グランプリ
 本校の2年生の岡野 修也さん(電気・電子系)、小川 晄永さん(化学・生物・環境系)、中垣 陽斗さん(機械・制御系)、濵本 夏芽さん(電気・電子系)、山脇 惺太さん (機械・制御系)が「高校生ビジネスプラン・グランプリ」において、“高専発・小型乾燥機と EC で支える小規模農家:ほしいもから全国へ”という発表タイトルで、ベスト100賞を受賞しました。数学とデータサイエンスに基づく高専生らしいアプローチがチームの高い評価につながりました。

 本大会は参加校数 639校・プラン数5,640件・参加生徒数14,967人という大規模な大会で、この賞の受賞者は上位1〜2%に相当します。

学内授賞式の様子 (2026年1月15日).
左から日本公庫・水戸支店・国民事業・副事業統轄の鈴木丈夫様、
茨城高専2年生の岡野 修也さん、中垣 陽斗さん、濵本 夏芽さん

発表内容
 ひたちなか市では、ほしいもが地域ブランドとして注目を集めております。しかしその実態として、地域のほしいも農家の方々が、後継者不足に苦しんでいるということが、取材を通じて明らかになってきました。チームメンバーたちは、学校の熱処理装置を活用しながら、自分たちでほしいもを試作。その特性を茨城県イノベーションセンターと連携して分析し、美味しいほしいもの熱処理条件の提案に繋げることができました。官能試験評価を通じて得られた質的データのテキストマイニングに挑戦し、「ほしいもの美味しさ」の再定義に試みました。一連の研究内容は、第19回茨城地区分析技術交流会(2025.12.5,水戸市)においても発表をいたしました。今後は、放射光等の先端技術の活用も視野に入れながら、ほしいもの美味しさの秘密に迫っていく予定です。

(左) ほしいもの一般的な製造工程
(中央)ほしいもの乾燥実験 (右) ほしいもの糖度評価

★受賞者のコメント
“この度は、ベスト100賞に選んで頂けたこと、大変嬉しく思います。最初に結果を聞いた時は嬉しさよりも驚きの方が大きかったです。本活動を通じて、自分たちの取り組みが、誰のどんな不安や負担を減らせるのか、何度も問い直してきました。今回の受賞は、このような問いに実直に向き合い続けた姿勢を評価して頂けたのだと受け止めております。関係者の皆様に御礼を申し上げます”(中垣 陽斗さん、機械・制御系)

“このような素晴らしい賞をいただき、とても光栄に思っております。プラン作成を通じて、技術的な実現性だけでなく、社会的意義やビジネスとしての継続性を考える機会が得られました。また、取材をしていく中で、様々な立場からの多様な視点に触れられたことは、私にとって大きな学びでした。関係者の皆様に心から感謝いたします。”(岡野 修也さん、電気・電子系)

“素晴らしい賞をいただき、本当にありがとうございました。地域産業をもっと盛り上げたいという、私たちの思いを評価していただけたことが、とても嬉しく、大きな自信に繋がりました。また、北関東信越地区発表会 高校生ビジネスプラン・グランプリ「ビジグラ・フェス」での発表機会をいただき、貴重な経験になりました。これからも社会実装に向けて、精一杯頑張って行きます。” (濵本 夏芽さん、電気・電子系)

北関東信越地区発表会 高校生ビジネスプラン・グランプリ「ビジグラ・フェス」での
プレゼンテーションの様子 (2025年12月26日)

謝辞
 素晴らしい賞をくださった日本政策金融公庫様に心より感謝申し上げます。
ひたちなか市経済環境部農政課の深谷奈津希 主事より、取材を通じて貴重な情報をご提供いただきました。茨城県産業技術イノベーションセンターの野口友嗣 主任研究員にほしいもの噛み応えや粘り等を評価いただきました。このほか、ご支援を頂いた多くの関係者の皆様に感謝を申し上げます。

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