グローバル副専攻5名が研究発表 in サイエンスフェア2025

令和7年6月14日(土)、文京学院大学女子中学校 高等学校にて開催された「サイエンスフェア2025」において、本校グローバル副専攻3年生の5名が研究発表を行いました。
このサイエンスフェアは、文京学院大学女子中学校 高等学校とタイ王国のプリンセスチュラポーン・サイエンスハイスクール・ペチャブリ校の生徒たちがそれぞれの研究成果を英語で発表し、交流を深めるイベントです。今回は本校として初めての参加となり、学生たちは研究発表を通じて国内外の生徒や研究者たちと積極的に意見を交わしました。
発表された研究は、昨年度タイで開催された「TJ-SIF2024(Thailand-Japan Student ICT Fair)」で発表された内容をさらに発展させたもので、英語による堂々としたプレゼンテーションと質疑応答を行い、高い評価を受けました。
また、口頭発表に続いてポスター発表を行い、様々な分野の研究者や他国の同世代の仲間と対話をすることで多くの刺激を受けました。



ポスター発表の様子


▶参加した学生のコメント
このたび「サイエンスフェア2025」にご招待いただき、昨年度のグローバル副専攻の授業を通じて得た研究成果を発表しました。私たちは、災害時の避難所における盗難被害や女性への性被害に着目し、これらの課題を解決するための「お手頃価格で、シンプルかつ高品質」なセキュリティセンサーを開発しました。
当日は、高揚感とほどよい緊張感に包まれる中、ステージ発表とポスター発表の両方を行い、どちらもこれまでの練習の成果を十分に発揮することができました。特にポスター発表の時間には、貝殻を素材とした詰め物の研究や、バナナの酸化を防ぐビタミンCの効果に関する研究など、興味深い発表を多数拝見し、限られた見学時間では足りないほどの充実した内容でした。
このような発表の場に参加するのは初めての経験で、大きな緊張もありましたが、それ以上に学びと喜びに満ちた、有意義な時間となりました。文京学院大学女子中学校 高等学校ならびにプリンセスチュラポーンサイエンスハイスクールの発表を通して得た発見や驚きの気持ちを大切に、今後は副専攻だけでなく、主専攻である化学・生物・環境系の学習にも、より一層力を入れていきたいと考えています。
最後になりますが、このような貴重な発表の機会をくださった文京学院大学女子中学校 高等学校の皆さん、そして当日の発表を支え、引率してくださった先生方に心より感謝申し上げます。
(生物・化学・環境系3年 和田真妃奈)

今後も、本校ではこうした国際的な学術交流の機会を積極的に取り入れ、学生たちの探究心と表現力を育んでまいります。