高専ロボコン関東甲信越地区大会で茨城高専が準優勝、全国大会に進出​

みなさん、こんにちは!茨城高専ロボット部です。​

​ 令和6年9月22日(日)、千葉ポートアリーナで開催された高専ロボコン関東甲信越地区大会において、茨城高専Aチーム「銀河鉄道 αiR_liNe」が審査員推薦により全国大会進出、Bチーム「ごじゃっぺサーカス」が準優勝を果たしました。たくさんのご声援ありがとうございました。地区大会の模様は、令和6年11月10日(日)午前11:00〜 NHK総合テレビで放送されますのでぜひご覧ください。

 Aチーム「銀河鉄道 αiR_liNe」は令和6年11月17日(日)両国国技館で開催される全国大会に出場します。引き続き応援よろしくお願いします。​

    藤本さん(3年)、信田さん(3年)、丹波さん(2年)         橋本さん(2年)、根津さん(4年)、石田さん(2年)

〜 関東甲信越地区大会ダイジェスト 〜​

 今年のルール「ロボたちの帰還」は、ロボットを飛ばして着地させ、さらに着地したロボットがボールやボックスといった「オブジェクト」を回収して再び帰還するというルール。参加したチームは、例年より1か月ほど短い製作期間に加え、ロボットの破損、不安定な飛距離や飛行姿勢に苦しめられました。Aチーム「銀河鉄道 αiR_liNe」は着地の得点にこだわったロボットや、確実にオブジェクトとロボットを帰還させるために「鉄道」をイメージしたロボットが見どころ。 Bチーム「ごじゃっぺサーカス」は自動運転技術を用いた正確な位置決めと、サルを模した軽快なロボットでの高得点を狙います。​

 ★Aチームは初戦、今大会初の「100点着地」(飛ばされたロボットが着地によって得られる最高得点)をマークし、会場を一気に沸かせます。続く試合も「ビタ止め」の100点着地を決め、予選は2戦2勝。決勝トーナメントへとコマを進めます。    (左写真:Aチーム作製ロボット)

 ★一方のBチームは初戦こそ100点着地を逃したものの、2戦目では改良の甲斐あって100点着地に成功。こちらも予選を2試合とも勝利で飾り、決勝トーナメントへの切符を手にしました。

(右写真:Bチーム作製ロボット)

                          

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 決勝トーナメントに進出した両チームは、なんと準々決勝で対戦!⻑きにわたり決勝トーナメントから遠ざかっていた茨城高専がついに今年、両チームとも決勝トーナメントへと進出し対決する、夢にまで見た展開となりました。試合開始後、Aチームが放ったロボットは着地時に分離し、着地の得点が認められない事態に。一方Bチームは100点の着地こそ逃したものの、ひとつ低い40点の着地に成功し優位を得ます。両チームともロボットの帰還が果たせないまま、試合終了!楽しくも苦しい制作期間を互いに切磋琢磨してきたチーム同士の試合、結果はBチームの勝利となりました。​

 両チームのメンバーは普段から仲が良く、ロボコンのことから学校生活まで話す仲でした。嬉しくも寂しい勝利を飾ったBチームは優勝を誓い、強豪小山高専との決勝戦に臨みます。Bチームのロボットは着地時に大きくバウンドし、着地の点数が10点になる今大会初のハプニング。対する小山高専は100点着地こそ逃したものの40点を獲得、さらにボールを回収し10点を追加し得点を50点に伸ばします。 その後も、Bチームは目標としていたボックスの回収にたどり着けず、結果は準優勝。あと一歩のところで全国大会への切符を逃します。 両チームとも悔しさの残る試合結果となりましたが、なんと!茨城高専Aチーム「銀河鉄道αiR_liNe」は、その高い精度の着地が認められ、全国大会への推薦をいただき、出場が決定しました!​

 ​表彰式で全国大会への出場を知ったAチームリーダー信田は、驚きつつも「絶対に、鉄道の橋を架けます!それで得点を取ります、なんならVゴールをします!」と意気込みを語りました。 6年ぶりの準優勝、そして5年ぶりの全国大会出場を果たし大躍進の茨城高専ロボット部!長年続いた苦しい期間を超え、ついに全国大会への切符をつかんだ茨城高専Aチームの応援、よろしくお願いいたします! ​

 ​以上、茨城高専ロボット部でした!​ 

(茨城Bチームリーダー 4年機械・制御系制御コース 根津 佑) ​

↓↓↓関東甲信越地区大会の様子はこちらのHPをご覧ください↓↓↓

https://official-robocon.com/kosen

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