本科5年生が自動車技術会関東支部2023年度学術研究講演会にてベスト・ペーパー賞を受賞

 令和6年3月7日(木)に東京電機大学 東京千寿キャンパス(東京都足立区)で開催された、公益社団法人 自動車技術会 関東支部 2023年度 学術研究講演会(ICATYE)にて、本科5年生のソフィナさん(機械・制御系)がベスト・ペーパー賞を受賞しました。

 同賞は優れた論文内容に対して贈られる賞となっており、本講演会で発表された全57件のうち、8件が受賞となりました。


受賞者

機械・制御系5年 ソフィナさん
(ヌルアインソフィナビンティムハマッドズキフリ、
Nur Ain Sofena Binti Mohd Zukifli)

指導教員

柏 昂希 助教(国際創造工学科 機械・制御系)

学会・大会名

自動車技術会 関東支部 2023年度 学術研究講演会(ICATYE)

賞名

ベスト・ペーパー賞

発表題目

リチウムイオン電池用電解液の混合が層流拡散火炎の消炎限界酸素濃度に及ぼす影響

研究目的・内容

 ハイブリッド車や電気自動車などに使用されているリチウムイオン電池は、可燃性の有機溶媒を電解液として使用していますが、その燃焼特性は明らかにされていないため、電池が原因の火災や電解液への引火による火炎拡大が問題視されています。この研究では電解液の主要な成分である炭酸プロピレンや炭酸ジエチル等を用いて拡散火炎を形成し、その燃焼特性を明らかにすることを目的としました。研究の結果、複数の成分を混合することで、火炎が消炎する限界酸素濃度が変化することを明らかにし、電解液の燃焼特性の解明に貢献しました。

受賞学生コメント

 今回、自動車技術会 関東支部 2023年度 学術研究講演会でベスト・ペーパー賞を受賞することができて嬉しく思います。茨城高専での学びを通じて、自己成長を遂げることができました。大学編入後も、より深い知識を得るために勉強し、様々な経験を積み重ねることでさらに成長したいと思います。最後に、これまで指導や助言を賜った先生方と、共に学びを深めた仲間たちに心から感謝いたします。



※本記事内に表記されている学年・クラスは受賞当時のものとなります

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