本校の2年生14名が、令和5年12月19日～23日にタイ・プリンセスチュラポーン・サイエンスハイスクール・ルーイ校で行われたタイ日本・学生サイエンスフェア（以下「TJ-SSF2023」）で研究プロジェクトを発表しました。

　TJ-SSFは、タイ王国プリンセスチュラポーン・サイエンスハイスクール（PCSHS）の国際交流を目的として、タイ教育省基礎教育委員会（OBEC）が2016年から日本の高専及びスーパーサイエンスハイスクール（SSH）を招聘して実施しているもので、今回で4回目の開催となります。両国から多くの高校生が参加し、物理、化学、生物学、数学及びコンピューターサイエンスの分野における研究活動成果の発表を行いました。
　現在本校ではPCSHSの生徒を高専の1年次から受け入れるプログラムも進んでおり、同校との関係強化ならびに高専の国際化に資する取り組みとして参加しています。

　TJ-SSF2023では、研究発表のほかにも様々なイベントが催され、参加学生はタイの高校生とともに異文化を体験したり協働して課題に取り組んだりして交流し、絆を深めました。

参加学生

TJ-SSF2023に参加した学生の感想｜機械・制御系2年　髙橋 敢輝

　私はこのTJ-SSF2023に参加して、本当にたくさんの経験とかけがえのない思い出ができました。もし、来年参加するか迷っている後輩がいたら間違いなく行くべきだという声を掛けます。
　また、この研修を通して自分の新しい目標や、これまでの行動の反省などもできました。この研修で得た刺激や、教訓を高専での学校生活に活かしていきたいと考えています。
　最後に、このような貴重な機会をいただき本当にありがとうございました。引率としてこの研修でお世話になった先生方、たくさんの時間をかけて準備してくださったタイの方々に感謝申し上げます。

　茨城高専では学生の海外留学、将来的な海外就業を積極的にサポートしています。今後も学生の挑戦を支援していきます。

【参考リンク】https://tjssf2023.pcshsloei.ac.th/

※本記事内に表記されている学年・クラスは参加当時のものとなります