令和５年12月１日（金）、ザ・ヒロサワ・シティ会館（茨城県水戸市）において、「第17回茨城地区分析技術交流会」が開催され、当校のスナンターさんと和地春菜さん（共に応用化学コース1年）が優秀ポスター賞を受賞しました。

　同交流会は、日本分析化学会関東支部・同茨城地区分析技術交流会が主催するもので、「茨城県における分析化学研究の普及活動」と「産官学連携のプラットホームの構築」を目的に毎年開催されています。

　当日は、企業や研究機関による特別講演、参加学生のポスター発表、地元企業の紹介や情報交換会など、幅広い技術交流が盛んに行われました。

　本校から参加したスナンターさんと和地さんは、日頃の研究活動の成果をポスターにまとめて発表しました。スナンターさんは『キレート抽出を用いた固体廃棄物中銅の選択的分離』、和地さんは『家庭用電子レンジを用いた土壌中フッ素の簡易分離法』をテーマに、来場者に詳細な説明を行いました。

ポスター発表の様子

受賞者コメント

スナンターさん（応用化学コース1年）

　本科5年生から取り組んできた研究がこのような場で評価されたことは大変光栄に思います。第17回茨城地区分析技術交流会でポスター発表し、多くの方々に興味を持っていただき、研究への情熱を参加者に伝えられたことを心から嬉しく思います。本研究を支援してくださった日本アトマイズ加工（株）様、そしてご指導いただいた澤井先生に心から感謝申し上げます。今後もさらなる成長を目指し、分析技術の進歩と地域社会への貢献に向けて努力してまいります。

和地 春菜さん （応用化学コース1年）

　優秀ポスター賞を授与していただき、大変光栄に思います。日々励んできた研究成果を発表し、多くの方から興味や質問、助言をいただきました。大変嬉しく思うと共に、自分の研究に対するモチベーションや視野が広がりました。今後も、土壌中フッ素の簡易分析法の検討において貢献できるように、さらに研究を深めてまいります。ご指導いただきました澤井先生をはじめ、主催者の方々、審査員の方々に厚く感謝申し上げます。

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