体験型自転車交通安全教室を開催しました
令和4年10月11日(火)、本科1・3年生を対象とした体験型自転車交通安全教室(スケアード・ストレイト教育技法)を開催しました。
スケアード・ストレイトとは、「恐怖を直視する」という意味で、スタントマンが受講者の目の前で交通事故を再現し、事故の衝撃や怖さを実感することで、交通ルールの必要性について受講者自身に考える機会を与えるというものです。また、事故に遭わないためにどのように行動すべきかを学び、交通安全意識の醸成を図ることを目的としています。
動画を再生すると、人形を使って再現した事故映像が流れます。精神的なストレスを感じられる可能性がある方は閲覧をお控えください。
▲時速40km/hで走る車が、人形の乗る自転車に衝突する様子

▲ひたちなか警察署 交通課長の島根警部による講話
同教室には、ひたちなか警察署交通課長の島根警部、同署交通課から平野警部補及び寺島巡査長にご来校いただきました。島根警部から交通安全の重要性についての講話があり、「本日のスケアード・ストレイトをきっかけに交通事故を自分事としてほしい」とお話いただきました。
体験型自転車交通安全教室 実施内容
- 40km/hの衝突
- 自転車の乗り方~悪い例~
- 歩行者専用道路での事故
- 見通しの悪い交差点での事故
- 横断歩道での事故
- 自転車ルール違反重複による事故
- 左折巻きこみ事故
- 無灯火による夜間正面衝突



▲プロのスタントマンによる交通事故の再現
プロのスタントマンによる実演の後、見通しの悪い交差点や横断歩道に潜む事故を再現して、代表学生2名がデモンストレーションに参加。学生たちは十分に安全確認を行い事故の発生を未然に防ぎました。終了後のインタビューでは「見通しが悪かったので確認しながら進んだ」「実際にやってみると多くの気付きがあった」などと、自分の身を守るための行動について再認識した様子がうかがえました。本校では来年度以降もこの取り組みを続けていくことにしています。
体験型自転車交通安全教室の開催にご協力いただきました、シャドウ・スタントプロダクションの皆さま、ひたちなか警察署の皆さま、本校後援会の皆さま、この度は大変貴重な機会をありがとうございました。同教室を通して、いつ自分が被害者になるか分からないといった危機感を再認識すると同時に、次の瞬間に自分が加害者になり得る可能性があることを学ばせていただきました。本校では引き続き交通安全等の啓蒙活動を続けていきます。
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