【MIPPEプログラム】前期成果報告会を開催しました

令和4年7月20日(水)に、地域相互誘起型課題解決実践教育プログラム「MIPPE(みっぺ)プログラム」の前期成果報告会が開催されました。(MIPPEプログラムについてはこちら


今回のプログラムは、企業1社に対し、専攻科1・2年生の合同チームで取り組みました。昨年度MIPPEプログラムを経験した専攻科2年生が、動画作成のノウハウを専攻科1年生に継承し、専攻科1年生は社員に密着したVLOG形式や、SNSとの連携、児童向け動画の作成、動画視聴のターゲット絞り込みなど、昨年度までの企業紹介動画をさらに発展させた趣向を凝らした動画作成に挑戦。専攻科2年生は課題解決に向けて、6月8日に行われた中間発表会において指摘されたポイントをブラッシュアップさせ、より専門的な視点で課題解決に取り組みました。

▲ご協力いただいた企業様(50音順)



報告会は午前・午後の2部制となっており、午前の部では専攻科2年生による課題解決の成果発表、午後の部では専攻科1年生が作成した企業PR動画の発表が行われました。

専攻科2年生が取り組んだ課題解決の成果発表会では、学生の各グループは15分の発表時間で、ご協力いただいた地元企業の担当者の方々の前で、取り組んだ課題解決の提案をプレゼンテーションしました。

当プログラムにご参加いただいた株式会社 神戸工業試験場のご担当者様からは、「工業材料の試験を行う上で不可避的に生じる空調費用に加え、大型試験設備の増設に伴い工場では消費電力が増加している。今回分析してもらった結果を踏まえ、提案いただいた具体的な製品等を上手に活用していきたい」という感想がありました。また、同社の課題解決に取り組んだ学生からは、「企業が抱える課題に対し、学生ならではの視点で意見を出し合い、グループ内で何度も議論を重ねながら意見をまとめた。学生の立場ではなかなか関われない貴重な経験ができたと思う」といった声が聞かれました。

▲午前の部(課題解決の発表をする専攻科2年生)

▲午前の部(会場の様子)


午後の部では専攻科1年生の作成したPR動画が上映されました。動画はZoomによる配信も行われハイブリッド形式での上映となりました。学生たちは上映前に、動画作成において工夫した点や見どころを紹介しました。

▲午後の部(動画作成のコンセプトを説明する専攻科1年生)

▲午後の部(感想を述べられる株式会社 あ印のご担当者様)


ご参加いただいた株式会社 あ印のご担当者様からは「当社の雰囲気や特長がしっかりと引き出された動画に仕上がっており満足している。今後、当社のPR動画として活用していきたい」といった感想をいただきました。学生からは「コロナ禍で様々な制限がかかる中、企業とのコミュニケーションや撮影の段取りなどは困難を極めたが、グループの個性をしっかりと表現できたことで満足のいく作品に仕上がった。これからも動画制作を続けていきたい」といった感想が聞かれ、参加した学生たちにとって大変貴重な機会となったことことがうかがえました。

成果報告会の様子はケーブルテレビJWAY(地上デジタル11ch)の地域情報番組「コミュニティワイド」内で放送予定です。
8月8日(月)16:00~、21:00~
8月9日(火)~12日(金)10:00~、14:00~、16:00~、21:00~
8月13日(土)14:00~、16:00~、21:00~
8月14日(日)16:00~、21:00~