朝鮮理工大学インターンシップ報告会

令和4年11月15日(火)、本校視聴覚室において、朝鮮理工大学で行われたインターンシップに参加した専攻科生によるインターンシップ報告会が行われました。同インターンシップに参加した専攻科生3名は、本年9月2日~17日までの16日間、本校と朝鮮理工大学の両校で締結した学術交流協定をもとに実施している双方向派遣プログラムにより朝鮮理工大学を訪問しました。

朝鮮理工大学インターンシップの概要

本校と韓国の朝鮮理工大学は、2010年5月に学術交流協定を締結し、コロナ禍で交流が難しかった2020年、2021年を除いて、継続的な双方向派遣プログラムとして、両校の学生が相互訪問し研修を行ってきました。今回、専攻科生が朝鮮理工大学を訪問し、授業聴講、企業見学、寄宿舎(寮)での共同生活を行いながら交流を深め、グローバルに活躍できる国際感覚を磨きました。

朝鮮理工大学にて総長、教職員による歓迎会が開かれました

韓国到着後の9月5日、朝鮮理工大学にて、総長、教職員による歓迎会が開かれ、朝鮮理工大学朝鮮系総長は「韓国の大学と姉妹学校である茨城工業高等専門学校は歴史性という共通点を持っている」とし、「今回の研修が両校の発展とお互いの文化を理解する重要な場になることを願う」と語りました。歓迎会の様子は、韓国のインターネット版の教員新聞に掲載されました。掲載記事はこちら

▲朝鮮理工大学教職員による歓迎会にて(写真提供:朝鮮理工大学) 

授業聴講や企業見学、韓国語授業、韓国文化体験などの多様なプログラムを体験

今回のインターンシップは、参加学生の専攻及び専攻関連産業に対する理解、韓国と韓国語に関する理解を深めることを目的として行われました。学生らは、朝鮮理工大学キャンパスツアーを皮切りに、電気科、機械科などの専攻特講及び実習、教養授業参観や韓国語授業などのプログラムに参加しました。また、光州グリーンカー振興院及び韓国電力公社(ナジュ)などの企業見学や、順天楽安邑城、国立光州博物館、潭陽竹緑園など韓国の文化を体験できる施設を訪問し、韓国への理解を深めました。

▲朝鮮理工大学での授業に参加する専攻科生

報告会の様子

報告会では、インターンシップに参加した専攻科電気電子工学コース2年生の河内翔生さんと車田颯人さんが、インターン期間中の様子をスライドを交えて報告しました。二人は本科5年次に韓国語を履修しており、その経験が現地での読み書きに活かされたが、履修から時間が経過していることもあって、会話でのコミュニケーションには苦戦したとのことでした。また、韓国の学生と友情を育んだり、異文化に触れる体験に多くの学びがあったと感想を述べました。

▲報告会の様子(写真左:河内翔生さん、写真右:車田颯人さん)

今後の交流予定

2023年1月に朝鮮理工大学の学生が茨城高専を訪問し、茨城高専の学生との交流や日本文化の体験を行う予定です。また、2023年3月に今回と同様に茨城高専専攻科生が、インターンシップとして朝鮮理工大学を訪問する予定です。

プレスリリース:【茨城高専】朝鮮理工大学インターンシップ報告会を開催 はこちら
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