本科5年生が「日本農業検定」に合格しました

 令和6年1月6-15日にCBT方式で行われた「2023年度 第11回 日本農業検定3級」に、遠藤 愛実さんと中島 百々果さん(共に化学・生物・環境系 5年)が見事合格しました。

 現在、我が国では農業への関心が急速に高まっています。食の安全・安心といった面はもちろんのこと、文化や産業的な側面からも、農業は私たちにとって重要なものとして意識されています。スマート農業に代表される農業の工業化も期待されています。日本農業検定は、こうした背景のもと一般社団法人全国農協観光協会が実施する、「栽培」「農業全般」「環境」「食」に関する基礎知識の習得を判定する民間資格です。難易度に応じて3級から順次、2級、1級までがあり、検定を通して「農業」についての学びや理解を促進しています。

 同検定は本校で学ぶ複数のバイオ系科目、特に化学・生物・環境系5年生を対象とした「生物資源工学」の授業を網羅した内容です。遠藤さんと中島さんはこれまでの学習の集大成として3級の試験に臨み、合格を手にしました。卒業後は二人とも農学部に進学することが決まっています。茨城高専では今後も日本農業検定への挑戦を積極的にサポートするとともに、農業の工業化に貢献できる技術者の育成に努めていきます。

▲左から横山 英樹教員(生物資源工学担当、日本農業検定1級)、遠藤 愛実さん、中島 百々果さん、鈴木 秋弘校長

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