「茨城高専アソビサイエンス」を開催しました!

 令和5年9月9日(土)、10日(日)に、イーアスつくば(つくば市研究学園)にて、小中学生向けサイエンスイベント「茨城高専アソビサイエンス」を開催しました。本イベントでは、参加者に理科や科学の楽しさを体験してもらうことを目的に、3つの体験型ブースを出展。各ブースとも多くの来場者で賑わい、2日間で延べ309名の小中学生が参加しました。

体験型ブースの様子 

ドローン操縦体験!(両日開催)
 本科生が製作したドローンの操縦体験ができるVRゲームと、実際のドローンの操縦体験ができるブース。ゲームを通して楽しく操作方法に慣れた後、実際のドローンを使って操縦体験をしました。

(VRゲーム)
 本科生が卒業研究で製作したドローンの操縦体験ができるVRシミュレーションゲーム。実際のドローンとそっくりな動きをする3D技術を使ったシミュレータで、eスポーツの一つとして注目されている「ドローンサッカー®」の公式機体を再現。空に散りばめられたアイテムを獲得してポイントを競いました。初めは操作方法に戸惑った参加者も、学生に教わりながら操作に慣れ、高得点を獲得していました。

(実機操縦体験)
 TELLOというトイドローンを使った操縦体験を行いました。ドローンを初めて目にする参加者も多く、飛行する際の音やその立体的な動きに興味津々な様子でした。参加者は、学生にレクチャーを受けたりゲームの操作方法を思い出したりしながら慎重に操縦していました。また、自分が指示した通りに動くドローンを前に夢中になって操縦する姿が見られました。

本校学生会企画 

メディアデザインコンテスト!(両日開催)
 本校の学生が、茨城高専のイメージや特徴、魅力を反映した茨城高専公式イメージキャラクターとPRデザインを作成!エントリーされた15作品を展示し、来場者の皆様にご投票いただきました。

ワークショップの様子 

紙コップロボットを作ろう!
 使用部品や配線について説明を受けた後、紙コップとモータを使った相撲ロボットを製作しました。紙コップに自由に絵を描いてカスタマイズすると、オリジナリティあふれるロボットが出来上がりました。完成後はロボット同士で対戦。真剣に操作し、勝つと歓声を挙げるなど白熱した対戦となりました。

SDGsなアクセサリー体験!
 アップサイクル(創造的再利用)した海洋プラスチックを使って、世界に一つだけのアクセサリー製作を行いました。参加者は、色や配置等考えながら細かいパーツを慎重に並べていました。その後型にレジン液を流し込み、樹脂が固まるまでUVライトを当てると、透明感のある綺麗なアクセサリーが出来上がりました。

学生主体の運営

 本イベントでは、本校学生が主体となって、会場運営や参加者の対応を行いました。運営にかかわった学生たちは、本校の代表として丁寧な対応を心がけ、体験型ブースでは優しく分かりやすくサポートする姿が見られました。

 参加した小中学生からは、「普段できない貴重な体験ができた」、「理科の面白さを感じた」、「楽しかったのでまた参加したい」といった感想が聞かれました。本イベントが、理科や科学への関心を高めるきっかけになることを期待しています。

 2日間に渡って開催された「茨城高専アソビサイエンス」は盛況のうちに終了いたしました。本イベントを通して、高専生の技術力や発想力、想像力を体験していただけたことと思います。ご来場いただきました皆様に心より感謝申し上げます。イーアスつくばの皆様、大変お世話になりました。

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