日本初開催!ETH Global Tokyoで本科4年生がPolygon Prizeを受賞

 令和5年4月14日(金)から16日(日)にかけて、東京都港区の虎ノ門ヒルズ 森タワーで開催された「ETH Global Tokyo※1」に本校の大伏正泰さん(情報系4年)が参加しました。大伏さんらのグループは、ChatGroupWallet というプロダクトを開発し、見事Polygon Prize※2を受賞しました。おめでとうございます。

 ETHGlobal Tokyoは、ETHGlobal※3が主催する日本初開催の世界的ハッカソン※4イベントです。同イベントを主催するETHGlobalは、ハッカソンを中心とするイベントを通じて開発者・起業家をWeb3※5市場へいざない、世界規模のエコシステム育成に力を注いでいます。また、ETHGlobalでは参加者が存分に楽しみ、開発できる環境の整備を重視しており、イベント初日には様々なトピック・技術についてのワークショップが開かれ、参加者たちがEthereumエコシステムについて素早く理解できるようサポートされました。

プロダクトの説明

 ChatGroupWalletは、グループチャットとウォレットアドレスを紐づけるプロダクト。個人間利用では支払いと返金が自動で行われ、ビジネスシーンで利用する際にはチャットで承認プロセスをシームレスに構築することができるものです。

Polygon Prizeを受賞した大伏さんのコメント

 国際ハッカソンに初めて参加しました。多くの外国人と交流し、英語でコミュニケーションを取り、今でも一部の方とは交流が続いています。ETH Globalは技術向上と人脈作りの良い機会です。今後も大会に出場し、技術力の向上と知り合いの輪を広げたいと考えています。


(用語説明)
※1_ETH Global Tokyo
ETHGlobalが主催する日本初開催の世界的ハッカソンイベント。参加者の多くが外国人を占めており、イーサリアム(分散型アプリケーションのためのブロックチェーンプラットフォーム)やブロックチェーン(分散型台帳技術の一種)の知識や技術を共有し、新しいアイデアを創造するための環境が用意されている。

※2_Polygon Prize
ETH Globalが主催するハッカソンイベントにおける賞の1つ。同賞は、Polygonネットワークを活用して、スケーラブルで高速な分散型アプリケーション(ブロックチェーン上で動作するアプリケーション)の開発を行った参加者・チームへ贈られる。

※3_ ETHGlobal
世界中の開発者が集まり、イーサリアムと関連するブロックチェーン技術の開発に取り組むためのグローバルなコミュニティ。ハッカソンやイベントを通じて、開発者が相互に知識を共有し、コラボレーションを行い、新しいアイデアやプロジェクトを立ち上げることを支援している。

※4_ハッカソン
ハッカソンとは、ハック(hack)とマラソン(marathon)を組み合わせた造語のこと。プログラマーやエンジニアが、与えられたテーマのもと短期間で集中してプロダクトを開発するイベント。自分のアイデアが実際に機能するかを試せるほか、他の開発者から刺激を受け、業界の最新テクノロジーを学べる等の魅力がある。

※5_Web3
分散型アプリケーションやブロックチェーン技術をベースにした、新しい世代のWeb技術のこと。主な特徴は、分散型台帳技術であるブロックチェーン技術をベースにしていること。これにより、従来のWeb2のような中央集権化されたデータ管理やアプリケーション制御の問題を解決し、透明性、セキュリティ、信頼性を向上させることができる。


(参考URL)
ETHGlobal Tokyo https://ethglobal.com/events/tokyo
ChatGroupWallet https://ethglobal.com/showcase/chatgroupwallet-dvv0y

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