【2連覇達成!】SEMICON®JAPAN2022 THE高専プレゼン大会で専攻科生チームが優勝!

 令和4年12月14日(水)から16日(金)の3日間、東京ビックサイト(東展示場)で開催された「SEMICON®JAPAN THE高専」プレゼン大会に出場した本校専攻科生らが優勝し、前回大会に続いて見事2連覇を達成しました。

 THE高専は、SEMICON®JAPAN 2022の出展者がスポンサーとなって高等専門学校の学生へ研究発表の場を設け、参加学生らの半導体業界に対する理解を深めることを目的としています。本校学生らは「光起電力チャージショット回路を用いた神経刺激技術」を研究テーマにポスター展示・プレゼン発表を行いました。
 審査を務めた企業・他高専関係者からは「1から完成品まで作りきる姿勢は高専生らしいと感じた」「冒頭に研究目的の紹介があり、発表も実験器具を用いながら実施され非常に分かりやすかった」「聞く人を惹きつけるプレゼンだった」との感想が述べられました。
 参加学生らは、今後もさらに研究を発展させて医療や脳科学研究の分野へ貢献できる技術を目指し、他大学の脳科学や半導体工学の先生方のご協力を賜りながら、高専の特色を生かした研究を積極的に進めていきたい考えです。

▲審査を務めた企業・他高専からの質問に答える様子

参加学生コメント

鹿志村 快音さん
「SEMICON®JAPAN THE高専」プレゼン大会で優勝することができました。この賞は長谷川先生ご指導のもと、日頃からご指導くださった澤畑先生、自分を支えてくれたメンバーのおかげであると痛感しております。表彰式では、嬉しさのあまり震えが止まりませんでした。今後は、これまで以上に一生懸命研究に励み、精進していきたいと思います。

坂本 駿太さん
今回、「SEMICON®JAPAN THE高専」に参加させて頂き、様々な企業、分野の方々に我々の研究室の研究内容を知って頂けたこと、興味を持って頂けたことにとても嬉しく思います。たくさんの方々と意見を交換できたことや、企業展示ブースの見学を通して、刺激を受けることができ、有意義な3日間を過ごさせていただいたと感じております。

村山 璃緒さん
「SEMICON®JAPAN THE高専」に参加するのは今回が初めてだったのですが、日本最先端の技術が集結しており大変勉強になりました。半導体に興味のある高専生には是非1度参加してみてほしいと感じました。また、後輩2人と協力してこのような成果を残せたこと、大変嬉しく思います。非常に満足度の高い3日間でした。

写真左:村山 璃緒 さん、写真中央:鹿志村 快音さん、写真右:坂本 駿太さん(全て専攻科 電気電子工学コース)

担当教員コメント(国際創造工学科 准教授 澤畑 博人)

 神経刺激技術という一般に馴染みのない題材を取り扱っていることもあり、プレゼンテーションでは研究目的の説明に力を入れたり、動物模型や実験装置を用いて実演するなど、専門知識のない方々にもわかるように学生同士でアイディアを出して工夫していました。
 また、今回の出展内容は3年前の本科5年生が卒業研究として初めて着手して以来、歴代の学生(計8名)が各々のアプローチで進展させてきた知見を今回参加した学生が形にしたものであり、優勝を頂けたことは学生たちがチームで取り組んできた成果でもあると考えています。

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