第12回 青少年のための科学の祭典 2022 ひたちなか大会 に出展

令和4年11月5日(土)・6日(日)、ひたちなか市総合体育館で開催された「第12回青少年のための科学の祭典 2022 ひたちなか大会」に、本校から「デジタル祭りだ!」と称し2ブースを出展しました。

「青少年のための科学の祭典」とは

「青少年のための科学の祭典」は、科学の楽しさや面白さ、発見の喜びや感動を一人でも多くの青少年に体験してもらうことを目的に、理科や数学、科学技術といった分野の実験や工作を一同に集めて来場者に楽しんでもらうイベントです。青少年のための科学の祭典には、ブース型、ワークショップ型、ステージ(サイエンスショー)型という3つの実験演示形式があり、来場者は興味のあるものに参加し、科学技術の魅力を体験します。

▲会場のひたちなか市総合体育館

「デジタル祭りだ!①」バーチャル空間でのドローン操縦体験

本校では3D技術を使って実際のドローンとそっくりな動きをするシミュレータを制作し、だれでもドローンの操縦を体験できるソフトウェアを開発しています。今回のイベントでは、eスポーツのひとつとして注目されている「ドローンサッカー®」の公式機体を再現したドローンシミュレータの体験ブースを出展しました。参加者はボール型ドローンを操って、ゴールリングに入れるまでの時間を競うゲームを体験しました。

「デジタル祭りだ!②」IslayTouch(アイラタッチ:教育用プログラミング)を使ってゲームを作ろう

IslayTouch(アイラタッチ)は「〇」と「→」を組み合わせて状態遷移図 を描くことにより、アニメーションやゲームを簡単に作れる子ども向けの教育用プログラミング環境です。参加者の設計図通りにキャラクタが動き出し、キャラクタの種類を増やしたり、見た目を変えたりして、工夫次第でいろいろなゲームが作れます。今回のイベントでは、「消防車ゲーム」を作りました。始めに、〇と→で状態遷移図 を描いてキャラクタの動きを決め、さらに炎を増やしたり、シューティングゲームにしたり、カウンターを作ってゲームの得点を表示するなど、様々な改造にもチャレンジしました。

※状態遷移図 ・・・ ある状態がどう移り変わるか(遷移)ということを図面化して一覧性を高めたもの


同イベントは2日間で36のブースが出展され、多くの方にご来場いただきました。本校のブースにも沢山の方がお越しくださり、バーチャル空間でのドローン操縦体験やプログラミング体験を通して、科学のおもしろさや不思議さに目を輝かせていました。また、アシスタントとして参加した本校の学生たちは、子どもたちや保護者からの質問を受けて丁寧に答えていました。今回のイベントでの”驚き”や”感動”の体験が、科学への関心につながることを期待します。本校はこれからも「青少年のための科学の祭典」や本校主催の「おもしろ科学セミナー」等を通して、地元青少年の科学技術人材育成に貢献していきたいと考えています。

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