ELSAC 留学サポートイベントが開催されました

令和4年10月25日、図書館棟1階セミナー交流スペースにて「ELSAC留学サポートイベント」が開催され、留学に興味、関心のある学生らが参加しました。同イベントは、自宅等から保護者の方々にもご参加いただけるハイブリッド形式での開催となりました(Zoomによる同時配信)。

イベントでは始めに、「トビタテ!留学JAPAN」についての説明が行われました。文部科学省は、意欲と能力ある全ての日本の若者が、海外留学に自ら一歩を踏み出す機運を醸成することを目的として、2013年より留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」を開始しました。これは政府だけでなく、官民協働のもと社会総掛かりで取り組む海外留学支援制度です。留学に興味はあるが「どこから始めればよいかわからない」「費用や語学力に不安がある」といった参加者に、対象となるプログラムやコースの概要、支給金額、計画書の作成方法など詳しく紹介しました。

▲「トビタテ留学JAPAN」についての説明を熱心に聴講する様子



次に、トビタテ7期生アカデミックテイクオフコースでオンライン留学を経験した木村朱里さん(情報系 4年)、同5期生プロフェッショナル(未来テクノロジー)コースでカナダ留学を経験した渡辺幸暉さん(機械・制御系 5年)が、留学で学んだことや得られたこと、コロナ禍における留学やオンライン留学と実地留学の違いについて、自らの体験を踏まえて説明しました。

▲トビタテオンライン留学の経験を語る木村朱里さん

▲カナダ留学の経験を語る渡辺幸暉さん


続いて、本校キャリア支援室 留学相談担当の横山英樹先生が、仕事でドイツに15年間滞在し、様々な国の人たちと共に研究したご経験から、仕事でのコミュニケーションの取り方や、実生活での日本とのギャップ等について講演されました。

▲海外での経験を語る横山英樹先生(キャリア支援室 留学相談担当)



閉会後はトビタテ生やELSACメンバーとの個別相談会が行われました。
今年に入ってコロナウイルスに関する水際対策が緩和され始め、留学に挑戦する準備も少しずつ整い始めています。期間や留学目的を問わず、“留学したい!”という意思を持っている学生や、留学についてあまり知らないが少し興味があるという学生についても、貴重な経験談を聞ける有意義なイベントになりました。