高専ギャラリー2022「iR-MIPPE動画コンテスト審査会」

茨城高専専攻科では令和3年度「特別実験(プロジェクト実験)」において、学生が地域企業のPR動画を作成する「地域相互誘起型課題解決実践教育プログラム(Ibaraki Regional Mutually Inductive Problem-solving Practical Education Program:通称MIPPEプログラム)」を実施いたしました。学生たちは、地域企業を取材し、企業の担当者と協議を重ねながら作品作りを進め、140秒以内の短編PR動画と3〜5分までの長編PR動画の制作に取り組みました。

当プログラムにご協力いただいた地域企業5社の代表者様、ひたちなか商工会議所専務理事米川様、株式会社JWAY執行役員マーケティングリサーチ室長寺家様、公益財団法人水戸市芸術振興財団主任学芸員井関様を審査員にお迎えして、令和4年3月24日にひたちなか商工会議所にて高専ギャラリー2022「iR-MIPPE動画コンテスト審査会」を開催いたしました。

審査会では長編PR動画を審査対象とし、①新規性(斬新さ)、②芸術性、③大衆性(親しみやすさ)、④社会性(社会に対するインパクト)、⑤企業にとっての魅力(目的に適っているか)の5つの観点で評価しました。

▲学生からそれぞれの動画制作の特徴を紹介し上映しました

▲審査の様子


「iR-MIPPE動画コンテスト審査会」長編PR動画審査結果

厳正なる審査の結果、各賞が選出されました。

最優秀賞  :イガラシ綜業株式会社 制作チーム

優秀賞   :株式会社幸田商店 制作チーム

優秀賞   :株式会社シーアンドエーソリューション 制作チーム

敢闘賞   :株式会社アサイン 制作チーム

審査員特別賞:アクモス株式会社 制作チーム



▲上記リンクから直接動画をご視聴いただけます

         

▲賞状授与

<本プログラムに参加した学生たちの感想>

・インタビューの場面一つをとっても、字幕を入れたり、言い間違いなど不要な部分をカットしたり、とても多くの時間がかかりました。動画作成の難しさ、奥深さを知ることができました。

・普段の学校での授業では関わることのない、実社会で働く企業の方達との協働作業を経験することができて大変貴重な体験となりました。また、私たちの成果を大変喜んでいただき嬉しかったです。

・当日は錚々たる審査員の前で緊張しながらプレゼンを行い、アドバイスやコメントをいただきました。特に水戸芸術館の方から、私たちが拘った光の使い方を誉めていただき嬉しかったです。また音響や音量の統一感といった聴覚的な効果も取り入れると更に視聴者に伝わりやすい、と貴重なアドバイスをいただくことができました。

・MIPPE活動を通して、動画作成の技術だけでなく、企業とはどういうところなのかを実際に見聞きし、少しずつ理解をすることが出来ました。これらの知識は、今後、社会へ出た時に必ず役に立つと思います。また、地域との繋がりも感じることができ、学生生活だけでは体験できない貴重な経験をすることが出来ました。


MIPPEプログラムにご参加いただいた企業の皆様、コンテストにご協力いただきました皆様、ありがとうございました。

専攻科生が制作した動画はこちらからご覧いただけます


短編PR動画一般投票結果

短編PR動画については、YouTubeチャンネルで一般公開され、本校の学生、一般の方々等の視聴者による投票形式でコンテストが行われました。結果は以下の通りです。投票へのご協力、ありがとうございました。

1位:株式会社幸田商店 制作チーム

2位:イガラシ綜業株式会社 制作チーム

3位:アクモス株式会社 制作チーム

4位:株式会社 シーアンドエーソリューション 制作チーム

5位:株式会社アサイン 制作チーム

一般視聴者からは「そこで実際に働いている方々の出演で、生の声が伝わりとても良かった」「いろいろな企業の動画を視聴でき,地域企業を応援したくなりました」といったコメントが寄せられました。



参加企業のみなさまからご好評をいただいたこのMIPPEプログラムは、令和4年度も実施することとしております。つきましては、ご協力いただける、または関心をお持ちの企業の皆様におかれましては、下記までご連絡をいただきますようお願いいたします。

<お問合せ先>

茨城工業高等専門学校  研究協力・地域連携係

メールでのお問合せはこちら

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