「おもしろ科学セミナー2021オンライン」を開催しました!
このセミナーは本校が小学生に理科の楽しさを体験してもらうために毎年開催しているものですが、昨年は新型コロナウィルス感染拡大の影響により中止となっていました。今年度は、開講講座数を4つに絞った上で、全てオンラインで実施することとなりました。(開催案内チラシはこちら)
今回の最大の特徴は、4講座中3講座で「事前郵送キット」と「Zoom」を組み合わせた「ハイブリット型」の実験・工作としたところにあります。
▲事前送付キット(講座D)
講座担当教員が用意した実験材料や工作キットをパッケージにして受講生に事前に郵送。当日の講座ではZoomを用いて担当教員と一緒に実験や工作を進めていきました。対面ではないけれど、自宅で実験や工作ができる—いわば「ハイブリット」な理科教室です。
当日の様子(講座A)
当日の様子(講座B)
当日の様子(講座D)
通常型で実施の1講座は本格的なプログラミングのライブ配信。受講児童の間では常にチャットで活発なやりとりがなされ、担当教員もそれに即時反応してコードを変えていくなど、インタラクティブで臨場感あふれる講座となりました。
当日の様子(講座C)
「事前郵送キット」と「Zoom」を組み合わせた完全オンラインの実験・工作はあまり前例のない取り組みであり、本校にとって大きな挑戦でした。至らぬ点もあったかと思いますが、参加児童や保護者の皆様からは「親子で楽しめました。」「実験キットをいただいて、とても面白く実験に取り組めた。」といった嬉しい声も寄せられました。小学生のみなさんが科学に興味を持つ、あるいは科学への関心をより深めるきっかけになったすれば、これに勝る喜びはありません。
新型コロナウィルスの感染拡大については予断を許さない状況ですが、茨城高専では今後もいろいろと知恵を絞りながら、安全・安心な理科教育イベントを継続していきたいと考えています。