KEK研究者による講演会を実施

 11月5日(木)に「高エネ研って知っている?〜海外で研究者になるには〜」と題した高エネルギー加速器研究機構(KEK)外国籍研究者による講演会及び研究者とのフリートークを本校マルチメディア教室で実施しました。

 これは、令和2年度KEK大学等連携支援事業「茨城高専学生への包括的かつ継続的な加速器科学研究・教育の支援」の一環として、実施されたものです。

 講演は、KEK外国籍研究者Tanaka OlgaさんとAryshev Alexanderさんの2名が英語で行い、参加学生からは、日本語での質問がいくつかありました。また、フリートークは日本語で行われ、研究者と積極的にコミュニケーションをとる学生の姿が見られました。

 当日の運営と司会進行は、本校の英語・留学コミュニティサークルELSACが担当し、事前に講演のスライドを入手して英語の予習ができるようにしたり、講演の様子をGoogle Meetでライブ配信して自宅からでも参加できるようにしたりするなどの工夫が見られました。

 講演会には、総勢40名の学生が参加し、茨城県内の国際的な研究施設であるKEKや研究者という職業に対する学生の関心の高さが伺えました。

 本事業では、今後、電磁気学の基礎や簡易加速器の製作、制御に必要な知識、技術についてKEK研究者による直接指導、また、KEKの施設見学会などを実施していく予定です。

講演するKEK外国籍研究者Olgaさん

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