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- 電子情報工学科はどんな雰囲気の学科ですか?
電子情報工学科では入学すると 2 年次までは普通教室で学びますが,
3 年次からは専門学科棟で授業や実験・演習を受けます.
教室のすぐ近くに実験室や教員室がありますので,
学生と教員との密接なコミュニケーションがとれます.
また,4 年後期には数人のグループに分かれ,セミナーを通じて
電子情報工学科の先生と親しくなれる機会があります.(教員)
電子情報工学科は,自由な校風をもとにスポーツや校内外の活動,
たとえば部活動や高専ロボットコンテストやプログラミングコンテスト
そして勉強,もちろん遊びだって打ち込めてしまう,そんな雰囲気の学科です.
それは,3 年次に一般教室棟から専門教室棟に移ってから,
そんな雰囲気がだんだん強くなっていき,自分のしたいことがより
一層できるようになってきます.(学生)
- 高専では実験が充実していると聞きますが,電子情報工学科ではどんな実験を行なっていますか?
オシロスコープなど頻繁に使用する計測器の基本的な使い方から始まり,
コンピュータの仕組み,さらにコンピュータを結ぶ通信ネットワークや
コンピュータを構成している電子部品について深く理解するように工夫されています.
また,学生に自由に使えるコンピュータが校内に用意されていて,
実験データの取得と処理,レポート作成等に利用されています.(教員)
実験は 3 年次から始まり,ソフトウェアやハードウェアの実験,
たとえばプログラミングやコンピュータシミュレーション,
それに論理素子の動作実験があり,また基本的な電気・電子回路の実験
などがあります.(学生)
- コンピュータについて学びたいのですが,電子情報工学科ではどんなことを行なっていますか?
コンピュータについては,IC や LSI の材料となる半導体や
コンピュータの動作の基本となる論理回路について学びます.
また,プログラミングの基礎を学ぶこともできます.
半導体については高学年で学ぶことになります.
低学年ではその準備および基礎知識としての電気回路を学びます.
その他にも電子情報工学科にはいろいろな設備があり,
個人やサークル活動などでCGや音楽,いろいろなプログラミング言語
なども学ぶことができます.(学生)
- 電子情報工学科の入学する学生に期待することは何ですか?
電子情報工学科では,特にコンピュータ利用の枠を越えて,
コンピュータの改良や新しいタイプのコンピュータの開発,
それにコンピュータで構築される社会における様々なシステムの設計や
改善等に携わることを将来の目標にしている学生の教育を目指しています.
5年間の勉強を通じて単に知識を得るのではなく,分からないことがあったら,
先ず自分で考え,行動し,解決したときの満足感が持てるようになって,
社会に出ていってもらいたいと思います.また,基礎学力をしっかりと
身につけ,社会に出てから困ることがないよう心がけて下さい.
ぜひとも目標や目的意識をしっかり持って入学して下さい.
将来,このような分野で活躍しようと考えている皆さんや,
必ずしもコンピュータに直接関わらなくても,この方面の基礎知識や
考え方をもとに社会への貢献を志す皆さんが,
本学科に入学されることを一同楽しみにしています.
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