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 第3回 安細 勉 教員

 どんな研究をしていますか。

メインとして情報セキリュティーについての研究で、具体的に暗号、認証などの基礎的な研究をしています。また、パソコンやスマホなど、ネット上での‘なりすまし’による被害を防ぐ「安全な通信による研究」もしています。

 好きな食べ物・嫌いな食べ物はなんですか。

好きな食べ物は麺類で、特にラーメンが好きですね。最近は、ねぎ味噌ラーメンをよく食べます。嫌いな食べ物は梅干しです。レモンは食べられるので酸っぱいものが嫌いなわけではありません。嫌いなことに理由なんてありませんね。笑

 趣味・休日は何をしていますか。

晴れの日はバイクで町中をドライブしたりします。雨の日は、テレビでスポーツ観戦や、家で映画を見たりしますね。最近は、古めの作品を観ていて、特に洋画を観ます。好きな俳優は強いて言うなら、レナード・ニモイさんですね。

 顧問をしている部活は何ですか。

WWW部とDTM同好会です。前者では、主に高専プロコンや、パソコン甲子園といった大会に出場しています。後者では、茨香祭などのイベント時にレコーディングしたCDを配布しています。

 中学生へメッセージをお願いします!

高専では普通の高校では出来ないことがたくさんあります。自分らしさを大きく伸ばす環境を用意してお待ちしております!!

 卒業研究について聞きました

 安細先生はどの様な研究をしているのですか?

情報セキュリティーについてです。簡単にいうと暗号などの基本的なところの研究をしています。

 なるほど…卒業研究はどの様なことを研究するのですか?

他の先生のところでは教員が研究テーマを与えるところもありますが、うちではテーマは学生自身が決めます。
基本的に1人1テーマで私がやっている情報セキュリティーの分野に沿ったものならだいたいOKです!

 テーマは自分で決めるんですね!!

はい。
自分の興味のある新しいテーマでやる人もいれば、先輩がつくったセキュリティーの改良や強度をはかるということをやる人もいます。昨年はスリザーリンクというパズルを使った認証をしたり、今年は紙のパズルを応用して暗号をつくる人がいます。

ここだけの話、先輩がつくったセキュリティーをテーマにする人もいると言いましたが、ちゃんとその内容を理解しないといけないから難しいと思います。新しいテーマなら自分が興味あるものだし、やっていて楽しいと思います。

 そうなんですね!!では、具体的にはどの様に研究を進めていくのですか?

前期のうちは事前準備で色々な情報を集めてテーマを決めて、実際に研究を始めるのは後期からですね。あとは暗号を作るにしても認証をするにしてもパソコン上で行うので、パソコンは「電子計算機」と言うぐらいですからパソコンにガンガン計算させます。

暗号づくりでは、暗号をつくって強さを調べるために色々な方法で破るということもします。

 なるほど。
 
 あとずっと気になっていたのですがプログラミングは情報科がやるようなイメージなのですが、電気科もやるんですね!?

そうですね、電気科は「電気をつくる」とういうこともやりますが、「電気を使って何かをする」ということもします。

 そういう事なんですね!!スッキリしました!

 最後に雰囲気とかはどんな感じですか?安細研の特徴を教えてください!

雰囲気は…一言で言うと『ゆるい』。
いろんな人が遊びにくるし… 私も学生の気晴らしになればとたまに様子を見に行ってしゃべったりしてます。どこから新しいアイディアが出てくるか分かりませんからね(笑)

特徴は、学生が主体的にやるというところ。
私はあくまでサポートで行き詰った時にアドバイスしたり、プログラミング上手くいかない時に確認をするだけで他にはこっちから何かするという事はしません。だからやる気のない人は潰れます。やる気のある人は、自分のやりたいことをどんどん進めていくという感じですかね。

 まさに「自律と創造」と言ったところですね!!自分もしっかり自律して頑張っていこうと思います。

 安細先生へのインタビューは以上です。
 安細先生に会ってみたい!電気について幅広く学びたいという人はぜひ茨城高専へ!!