AIコース | オペレーティングシステム | 2年・後期・選択・学修2単位 | |
担当教員 | 松崎 周一 | 連絡先 | |
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講義の概要 | オペレーティングシステムの基本的な考え方や手法を学ぶ。 | ||
到達目標 | 1.オペレーティングシステムの位置付け・役割を理解する。 2.プロセス管理やファイルシステムなどの基本的な技術を理解する。 |
日程 | 授業項目 | 理解すべき内容 | 理解度 (1~4) | |
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後期 | 第1週 | オペレーティングシステムとは | オペレーティングシステムの歴史,構成要素 | |
第2週 | カーネル | カーネルの位置付け、モノリシックカーネルとマイクロカーネル | ||
第3週 | プロセスの管理とマルチプログラミング | プロセスの基本、プロセスの遷移、マルチプログラミングの考え方 | ||
第4週 | スケジューリングアルゴリズム | 到着順(FCFS)、最短時間順(SJF)、優先度順、ラウンドロビン、多重レベルスケジューリングの必要性 | ||
第5週 | プロセスの同期 | 並行プロセスの実現と同期 | ||
第6週 | プロセス間通信 | プロセス間の情報のやりとり、クライアント・サーバモデル | ||
第7週 | 実記憶の管理 | 記憶装置の階層 | ||
第8週 | 実記憶の管理 | 主記憶のアドレッシング、記憶保護 | ||
第9週 | 仮想記憶の管理(1) | 仮想記憶の基本、アドレス変換、ページング、セグメンテーション | ||
第10週 | 仮想記憶の管理(2) | 各種管理技法、スラッシング、局所性 | ||
第11週 | ファイルシステム(1) | ファイルの基本、ファイル構造 | ||
第12週 | ファイルシステム(2) | ファイル操作、ディレクトリ、ファイル保護 | ||
第13週 | 割込みと入出力(1) | 割込みの役割、割込みの制御 | ||
第14週 | 割込みと入出力(2) | 入出力機器の制御 | ||
第15週 | (期末試験) | |||
第16週 | 総復習 | |||
履修上の注意 | 受講生の理解度等に応じて、講義内容を若干変更することがあります。 | ||||
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学習教育目標 | Bに対応 | 達成項目 | 専攻科ロ)、ハ)に対応 | JABEE 認定基準 |
(B-1),(B-2),(d)-(1)に対応 |
教科書・参考書 | プリントを配布する。 | ||||
評価方法及び 合格基準 |
成績の評価は、定期試験の成績60%、および課題レポートの成績40%で行い、平均の成績が60点以上の者を合格とする。 | ||||
学生へのメッセージ、 予習・復習について |
オペレーティングシステムが担っているプログラム実行や各種ハードウェアの管理に関する基礎技術について学ぶ。操作プログラム(デスクトップ環境)について学ぶ科目ではないことに注意すること。次の講義内容についてプリントを毎回配布するので予習すること。また,講義ノートや例題を見直し復習すること。 |