AMコース 画像工学 2年・後期・選択・学修2単位
担当教員 冨永 学 連絡先 
講義の概要 機械システムにエレクトロニクス技術を融合させたメカトロニクスなどの分野で、画像技術を応用するときに必要となる画像システムや画像処理についての基本事項を扱う。 
到達目標 1.アナログ画像からディジタル画像への変換の基本操作である標本化および量子化を習得する。
2.画像処理技術の基本となるフーリエ解析、周波数領域と空間領域でのフィルタ処理を習得する。
3.基本的な画像処理である濃度画像処理を習得する。
4.計算機による画像処理の実際を習得する。
日程授業項目理解すべき内容 理解度
(1~4)
後期 第1週 画像工学とは 人間の視覚機能、画像と画像処理、ビジョンシステムを理解する。  
第2週 画像の表現 アナログ画像とディジタル画像、標本化と量子化、AD変換と画質、色の表現とカラー画像、画像データの表現方式とファイル形式を理解する。  
第3週 画像処理システム 画像処理システムの構成、画像の入出力装置を理解する。  
第4週 画像処理(1) 三角関数と複素指数関数,直交ベクトルと直交関数,フーリエ級数を理解する。  
第5週 画像処理(2) 複素フーリエ級数、画像信号表現と複素正弦波信号を理解する。  
第6週 画像処理(3) 離散的フーリエ変換,標本化定理を理解する。  
第7週 画像処理(4) 周波数領域でのフィルタ処理を理解する。  
第8週 画像処理(5) 空間領域でのフィルタ処理とコンボリューション演算を理解する。  
第9週 画像処理(6) インパルス応答と線形シフト不変、周波数領域と空間領域のフィルタを理解する。  
第10週 濃淡画像処理(1) コントラスト変換、平滑化とフィルター処理の関係を理解する。  
第11週 濃淡画像処理(2) 鮮鋭化,エッジおよび線の検出とフィルター処理の関係を理解する。  
第12週 画像処理の実際(1) 計算機による画像処理の実際を理解する。  
第13週 画像処理の実際(2) 計算機による画像処理の実際を理解する。  
第14週 画像処理の実際(3) 計算機による画像処理の実際を理解する。  
第15週 (期末試験) 期末試験を実施する。  
第16週 総復習 前期の内容を復習する。  
履修上の注意 本科目は隔年開講となりますので、1年生の受講も可能です。開講される年度については、授業時間割で確認してください。
学習教育目標 Bに対応 達成項目専攻科ロ),ハ)に対応 JABEE
認定基準
(B-1),(B-2),(d)-(1)に対応
教科書・参考書 教科書:末松良一ら著「画像処理工学」(コロナ社)
参考書:船越満明「キーポイント フーリエ解析」(岩波書店)、高木幹夫ら監修「画像解析ハンドブック」(東京大学出版会)
評価方法及び
合格基準
成績の評価は、定期試験験の成績70%、および課題レポートの成績30%で行い、合計の成績が60点以上の者を合格とする。
学生へのメッセージ、
予習・復習について
画像処理技術を特別研究などに応用しようと考えている学生は、積極的に受講してほしい。
予習:次回の授業項目に該当する教科書の内容に目を通すこと.
復習:講義ノートの内容を見直し、課題を解いて,期限までに完成させること。必要に応じて、本科の数学(基礎数学、代数・幾何、解析学、応用数学)を復習すること。