物質 | 化学ゼミナール | 2年・通年・必修・履修1単位 | |
担当教員 | 鈴木 康司、ルイス グスマン、佐藤 稔、岩浪 克之、宮下 美晴、小松崎 秀人、石村 豊穂、依田 英介、小林 みさと | 連絡先 | |
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講義の概要 | 前期:本校物質工学科学生にとって不可欠であるいくつかの基礎項目について学ぶ。 後期:やや長文の科学に関する英語を読みながら、科学的な英文に慣れ親しんで英語力(英文法、単語力、読解力)を身につける。 | ||
到達目標 | 1.放射線、放射性物質について理解できる。 2.固体の溶解度、コロイドのほか身の周りの科学(化学)についても論理的に理解できる。 3.科学英文の単語力、読解力をつける。 4.英語学習をとおして各教員とのコミュニケーションを図り、物質工学科を理解する。 |
日程 | 授業項目 | 理解すべき内容 | 理解度 (1~4) | |
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前期 | 第1週 | 放射線 | 放射線の種類と性質 | |
第2週 | 放射性元素 | 半減期と安定性 | ||
第3週 | 核反応 | 核分裂、核融合 | ||
第4週 | 固体の溶解度(1) | 結晶水を含まない結晶の溶解度・飽和溶液濃度・再結晶量等の計算 | ||
第5週 | 固体の溶解度(2) | 結晶水を含まない結晶の溶解度・飽和溶液濃度・再結晶量等の計算 | ||
第6週 | 固体の溶解度(3) | 結晶水を含む結晶の溶解度・飽和溶液濃度・再結晶量等の計算 | ||
第7週 | (中間試験) | |||
第8週 | 相互溶解度 | 相互溶解度とは何か | ||
第9週 | コロイド(1) | コロイドの種類、ゲル | ||
第10週 | コロイド(2) | コロイドの性質、ミセル、臨界ミセル濃度 | ||
第11週 | 糖類 | 単糖、二糖、多糖 | ||
第12週 | アミノ酸とタンパク質 | アミノ酸の構造、タンパク質の性質と呈色反応 | ||
第13週 | 日常の化学 | 三大栄養素、その他の栄養素、肥料の三要素 | ||
第14週 | まとめと演習 | 総合演習問題を解く。 | ||
第15週 | (期末試験) | |||
第16週 | 総復習 | 期末試験の解説とこれまでの授業のまとめを行う。 | ||
後期 | 第1週 | オリエンテーション | 本授業の目的とプロセスを周知する。 | |
第2週 | Change in the rock | 科学英文の読解方法を理解する。 | ||
第3週 | Nature’s recycling business | 科学英文の読解方法を理解する。 | ||
第4週 | Pollution | 科学英文の読解方法を理解する。 | ||
第5週 | Volume of gas | 科学英文の読解方法を理解する。 | ||
第6週 | Acids and Bases | 科学英文の読解方法を理解する。 | ||
第7週 | (中間試験) | |||
第8週 | これまでの復習 | 中間試験の解説と、これまでの復習 | ||
第9週 | Ionic bond | 科学英文の読解方法を理解する。 | ||
第10週 | Covalent bond | 科学英文の読解方法を理解する。 | ||
第11週 | Speed of reaction | 科学英文の読解方法を理解する。 | ||
第12週 | Atomic structure | 科学英文の読解方法を理解する。 | ||
第13週 | Periodic chart | 科学英文の読解方法を理解する。 | ||
第14週 | Proteins | 科学英文の読解方法を理解する。 | ||
第15週 | (期末試験) | |||
第16週 | 総復習 | 期末試験の解説と、これまでの復習 | ||
履修上の注意 | 前期は依田が担当する(原則としてHR教室で行う)。後期は学生を小グループに分け、各教員が分担して科学英文の読解を指導する(各教員室で実施する)。 | ||||
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学習教育目標 | A,Fに対応 | 達成項目 | 本科イ)、チ)に対応 | JABEE認定基準 | |
教科書・参考書 | 前期の教科書:セミナー化学基礎+化学(第一学習社) 後期のテキスト:「化学ゼミナールテキスト」(茨城高専・物質工学科 編集) | ||||
評価方法及び 合格基準 |
成績の評価は、前期において定期試験80%、および小テスト20%で行い、後期は定期試験の成績で行う。前期および後期成績の平均が60点以上の者を合格とする。 | ||||
学生へのメッセージ、 予習・復習について |
前期:電卓の携行を忘れないこと。 後期:この講義は2つの大きな目的を持っている。1つは、科学英語を学習しながら英語力を養うこと。2つ目は、物質工学科の各教員が分担して授業を行うことにより、学生と教員とのコミュニケーションを図り、物質工学科のより一層の理解に役立てること。必ず予習・復習をすること。 |