情報 光エレクトロニクス 5年・前期・選択・学修1単位
担当教員 弥生 宗男 連絡先 
講義の概要 近年光エレクトロニクスの進歩は目覚しく、通信、計測等の工学の分野だけでなく医療や農業等多くの産業のキーテクノロジーとして不可欠なものになってきている。本講義は光エレクトロニクスの基礎となる光波の性質を理解し、光波をコントロールするための光回路素子や光変調の基礎を学ぶ。
到達目標 (1)光は電磁波であること、(2)光波の記述、(3)光波の速度や偏光の性質、(4)光波の反射と屈折の法則、(5)屈折率とその分散等が理解できることを目標とする。
日程授業項目理解すべき内容 理解度
(1~4)
前期 第1週 光エレクトロニクスとは 光エレクトロニクスの誕生とその内容、特徴を理解する  
第2週 光と波 波としての光の記述方法、波長と速さ、位相速度等を理解する  
第3週 偏光 電界の振動と偏光の関係および円偏光、だ円偏光、直線偏光について理解する  
第4週 光の反射と屈折(1) 電磁界の境界条件から、物質の界面で光の反射と屈折が起こることを理解する  
第5週 光の反射と屈折(2) 偏光方向で反射率と透過率が異なることを理解する  
第6週 光の反射と屈折(3) ブリュースター角や全反射を理解する  
第7週 (中間試験)  
第8週 屈折率と分散 物質の屈折率とその分散の起源について理解する  
第9週 光ファイバー 光ファイバーの構造と光通信への応用について理解する  
第10週 複屈折 非等方性媒体での光伝搬と複屈折を学ぶ  
第11週 電気光学効果 電気光学効果を学ぶ  
第12週 光変調 電気光学効果による光変調を学ぶ  
第13週 半導体の発光 半導体からの発光の原理について理解する  
第14週 半導体による光検出 半導体による光検出の原理を理解する  
第15週 (期末試験)  
第16週 総復習  
学習教育目標 A,Bに対応 達成項目本科イ)、ロ)に対応 JABEE
認定基準
(A-2),(B-1),(d)-(1)に対応
教科書・参考書 西原 浩、裏 升吾「新版 光エレクトロニクス入門」コロナ社
評価方法及び
合格基準
成績の評価は2回の定期試験で行い、それらの平均点が60点以上の者を合格とする。
学生へのメッセージ、
予習・復習について
光は電磁波であり、電磁気学IIIとも密接に関係しているので、この科目も同時に履修することが望ましい。また、後期科目の光通信基礎論を履修するために必要な科目です。
講義ノートの内容を見直し、講義に関係する例題・演習問題を解いておくこと。また講義で示した次回予定の部分を予習しておくこと。