情報 電子回路II 5年・通年・選択・学修2単位
担当教員 村田 和英 連絡先 
講義の概要 4年次の電子回路Ⅰで履修したバイアス回路、トランジスタ等価回路を用い、電子回路の代表的な回路である増幅回路および発振回路を定量的に解析する。
到達目標 1.増幅回路を定量的に解析できる。
2.増幅回路の周波数特性を理解する。
3.発振回路を定量的に解析できる。
日程授業項目理解すべき内容 理解度
(1~4)
前期 第1週 RC結合形増幅回路(1) RC結合形増幅回路の中域特性を理解する。  
第2週 RC結合形増幅回路(2) RC結合形増幅回路の低域特性を理解する。  
第3週 RC結合形増幅回路(3) RC結合形増幅回路の高域特性を理解する。  
第4週 変成器結合形増幅回路(1) 変成器の特性を理解する。  
第5週 変成器結合形増幅回路(2) 変成器の等価回路を理解する。変成器結合形増幅回路の中域特性を理解する。  
第6週 変成器結合形増幅回路(3) 変成器結合形増幅回路の低域、高域特性を理解する。  
第7週 (中間試験)  
第8週 同調増幅回路(1) RC結合形単一同調増幅回路を理解する。  
第9週 同調増幅回路(2) RC結合形単一同調増幅回路を理解する。  
第10週 帰還増幅回路(1) 帰還の原理を理解し、帰還による利得の安定化・周波数特性の改善について理解する。  
第11週 帰還増幅回路(2) 帰還による入出力インピーダンスの調整について理解する。  
第12週 負帰還増幅回路(1) 負帰還増幅回路の動作量の算出方法を理解する。  
第13週 負帰還増幅回路(2) 負帰還増幅回路の動作量が算出できる。  
第14週 複合接続回路 ダーリントン接続について理解する。  
第15週 (期末試験)  
第16週 総復習  
後期 第1週 演算増幅器(1) 演算増幅器の原理について理解する。  
第2週 演算増幅器(2) 演算増幅器による演算操作を理解する。  
第3週 広帯域増幅回路(1) 広帯域増幅回路を理解する。  
第4週 広帯域増幅回路(2) 高域補償増幅回路を理解する。  
第5週 広帯域増幅回路(3) 低域補償増幅回路を理解する。  
第6週 差動増幅回路 差動増幅回路を理解する。  
第7週 (中間試験)  
第8週 発振回路と発振条件(1) 発振の原理、および発振条件について理解する。  
第9週 発振回路と発振条件(2) 発振条件の求め方を理解する。  
第10週 RC発振回路(1) 移相形発振回路について理解する。  
第11週 RC発振回路(2) ターマン形発振回路について理解する。  
第12週 RC発振回路(3) ウィーンブリッジ形発振回路について理解する。  
第13週 LC発振回路(1) LC発振回路の発振条件の求め方を理解する。  
第14週 LC発振回路(2) ハートレー発振回路、およびコルピッツ発振回路について理解する。  
第15週 (期末試験)  
第16週 総復習  
学習教育目標 A,Bに対応 達成項目本科イ)、ロ)に対応 JABEE
認定基準
(A-2),(B-1),(d)-(1)に対応
教科書・参考書 教科書: 丹野頼元著 「電子回路」 (森北出版)
参考書: 須田健二、土田英一共著 「電子回路」 (コロナ社)
評価方法及び
合格基準
成績の評価は、定期試験の成績80%、およびレポートの成績20%で行い、合計の成績が60点以上の者を合格とする。
学生へのメッセージ、
予習・復習について
本科目は、4年次の電子回路Ⅰで履修したバイアス回路の原理、およびトランジスタ小信号等価回路を習得していることが前提であるので、これらを十分復習しておくこと。講義ノートの内容を見直し、講義に関係する演習問題を解いておくこと。講義で省略された式の算出等は各自行うこと。講義で示した次回予定の部分を予習しておくこと。