電気 電気電子システム工学実験 2年・通年・必修・履修2単位
担当教員 田辺 隆也、長洲 正浩、皆藤 新一、吉成偉久、
関口 直俊、安細 勉、ソン キョンミン、
丸山 智章
連絡先 
講義の概要 電気電子システム工学科で学ぶ最初の実験なので、実験を行うための基本的なことを学ぶ。また、授業で学んだことを実験・実習を通して確実に理解する。特に実際の機器、測定法について確実に身に付ける。
到達目標 1. 実験装置・器具・情報機器等を利用して目的を達成する手法を理解・習得する。
2. 実験・演習を通じて工学の基礎に係わる知識を理解する。
3. 実験から得られたデータや演習内容について工学的に考察し、説明・説得できる。
4. 自らの考えを論理的に記述し、定められた期限内に報告書を提出することができる。
5. 討議やコミュニケーションすることができる。
実験テーマ理解すべき内容 担当者
前期 ガイダンス 実験を行なうための注意事項 前期担当者全員(田辺、関口、ソン、安細)
1.電気テスタの製作(3週) 電気テスタの製作キットを利用して、実験で利用する各種電子素子の性質を理解する。また、電気回路を実際に製作する上での注意事項を理解する。 前期担当者全員(田辺、関口、ソン、安細)
2.論理回路基礎実験1(2週) ディジタルICを用いた基本ゲート回路の動作を理解する。また、それらを組み合わせ、その動作を調べることによりディジタルICの使用法を理解する。 前期担当者全員(田辺、関口、ソン、安細)
3.レゴロボット製作(5週) レゴロボットを製作・動作させて、ロボットシステムの仕組みと取り扱いを理解する。 前期担当者全員(田辺、関口、ソン、安細)
4.論理回路基礎実験2(2週) 順序論理回路の構成要素として重要なフリップフロップ回路の論理動作を理解する。さらに、加算回路として、半加算回路と全加算回路を理解する。 前期担当者全員(田辺、関口、ソン、安細)
5.実験報告書のまとめ方(1週) 抵抗を流れる電流や両端の電圧を測定することを通してオームの法則を理解しながら、実験報告書をまとめるために必要な有効数字、計器の誤差、図表の書き方、報告書全体のまとめ方を理解する。 前期担当者全員(田辺、関口、ソン、安細)
工学実験のまとめ 実験のまとめを行い、理解不足な事項を補う。 前期担当者全員(田辺、関口、ソン、安細)
後期 実験説明(3週) 各実験テーマの内容についての理解と実験を行なううえでの注意事項を確認する。報告書のまとめ方を学ぶ。 後期担当者全員
1.各種交流計器と許容誤差 計器の構造と動作原理、波形と周波数の計器への影響を理解する。 関口
2.オシロスコープの取り扱い方 オシロスコープの原理、使用方法を理解する。 田辺
3.直列共振回路の特性 共振の原理と回路の電圧・電流の周波数特性を理解する。 ソン
4.ホイートストンブリッジ回路 ホイートストンブリッジ回路の平衡の取り方と抵抗測定の方法を理解する。 安細
5.直流回路におけるキルヒホッフの法則 キルヒホッフの第一、第二法則を理解する。 吉成
6.電圧降下法による抵抗測定 電圧降下法による抵抗測定の実験を通して計器の内部抵抗の影響を理解する。 皆藤
7.ジュール熱の測定 ジュール熱の測定から熱の仕事当量を求める。 実施しない
8.インダクタンス インダクタンスの意味と測定方法を学ぶ。 長洲
9.コンデンサ コンデンサの静電容量の測定をして電気現象を理解する。 丸山
工学実験のまとめ(3週) 実験のまとめを行い、理解不足な事項を補う。 後期担当者全員
学習教育目標 A,B,Fに対応 達成項目本科イ)、ロ)、チ)に対応 JABEE認定基準
教科書・参考書 教科書:プリント使用
評価方法及び
合格基準
 成績の評価は、実験への取り組み状況50%、レポートの内容50%で行い、総合評価60点以上を合格とする。ただし、提出すべきレポートのうち1通でも未提出のものがある場合には、レポートの評価を0点とし不合格とする。なお、定められた期限内にレポートが提出されなかった場合はレポートの評価を減点する。
 また、未提出のレポートが各期で3テーマ以内であれば再実験を行うことができる。なお、1テーマでも再実験を行った場合の年間の総合評価は60点とする。
学生へのメッセージ、
予習・復習について
後期は5名程度のグループで実験を行なうが、常に自分から装置に触れ、積極的に実験に関与することを望みます。講義で習っていても、実際の現象は異なることが当たり前です。高専の最大の特徴である、低学年から実験・実習を通して学ぶシステムを有効に利用して、電気工学の知識を現実感のあるものにしてほしい。なお、本教科は、卒業後、電気主任技術者の免状交付申請を行うために開設されている科目である。