共通 | 応用電子回路 | 5年・前期・選択・学修1単位 | |
担当教員 | ソン キョンミン | 連絡先 | |
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講義の概要 | この科目は、まず電子回路を動作させるために必要な直流電源の回路と動作の説明を行い、次に集積回路(Integrated Circuit, IC)について説明し、アナログとデジタル回路に分けて、その回路構成、回路機能、応用などを理解する。後半においては最近のプログラマブルデジタルICの回路構成と設計方法を理解する。 | ||
到達目標 | 1.各種の直流電源回路を理解する。 2.集積回路を構成しているCMOSによる回路を理解する。 3.アナログとデジタル信号の変換方法を理解する。 4.最近のデジタル回路の設計方法を理解する。 |
日程 | 授業項目 | 理解すべき内容 | 理解度 (1~4) | |
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前期 | 第1週 | 直流電源回路 | コンバータ回路と平滑回路を理解する。 | |
第2週 | 定電圧直流電源回路を理解する。 | |||
第3週 | スイッチング直流電源回路を理解する。 | |||
第4週 | 集積回路(IC) | DTLとTTLの動作原理と入出力特性を理解する。 | ||
第5週 | CMOSの動作原理と入出力特性理解する。 | |||
第6週 | CMOSインバータ、CMOSゲート回路を理解する。 | |||
第7週 | (中間試験) | |||
第8週 | まとめ | |||
第9週 | A-D変換とD-A変換 | デジタル量とアナログ量、サンプリングと サンプリング定理を理解する。 |
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第10週 | A-D変換回路を理解する。 | |||
第11週 | D-A変換回路を理解する。 | |||
第12週 | 真空管から集積回路 | 電子回路が集積化に進んだ背景を理解する。 | ||
第13週 | プログラマブルIC | PLDとFPGAの回路構成を理解する。 | ||
第14週 | VHDLによる設計方法とロジック回路の設計を理解する。 | |||
第15週 | (期末試験) | |||
第16週 | 総復習 | |||
履修上の注意 | 学生の理解の程度に応じて進度が異なる場合がある。 | ||||
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学習教育目標 | E科はA,Bに対応 他学科はBに対応 |
達成項目 | E科は本科イ)、ロ)に対応 他学科は本科ロ)、ハ)に対応 |
JABEE 認定基準 |
E科は(A-2),(B-1),(d)-(1)に対応 他学科は(B-1),(B-3),(d)-(1),(d)-(3)に対応 |
教科書・参考書 | 教科書:配布テキスト 参考書:天野 英晴、「ディジタル設計者のための電子回路」(コロナ社) | ||||
評価方法及び 合格基準 |
成績の評価は、定期試験の成績80%、およびレポートの成績20%で行い、合計の成績が60点以上の者を合格とする。 | ||||
学生へのメッセージ、 予習・復習について |
この講義を受講する学生はダイオード、トランジスタの特性と基礎的な電子回路を修得していることが前提となります。 予習:半導体素子であるダイオードとトランジスタの特性を自習する。 復習:講義ノートの内容を見直し、理解不十分なところがあれば教員に聞くなどして理解しておく。講義で示した次回予定の部分を自習・予習しておくこと。 |