共通 生命環境基礎 1年・通年・必修・履修1単位
担当教員 久保木祐生,須田猛,鈴木康司,松村和美 連絡先 
講義の概要 生物とそれを取り巻く地球環境を中心に,自然の事物・現象について理解し,人間と自然とのかかわりについて,総合的な見方や考え方を養う。ライフサイエンス,アースサイエンスの立場から,ものづくりに必要となる環境へ配慮する力を養う。
到達目標 1.日本および世界の様々なバイオームの成因について理解する。
2.人間活動と地球環境の保全について考えることができる。
3.惑星としての地球の概観や内部の活動を理解する。
4.地球上の生物が多様であり,かつ共通性があることを理解する。
5.大気と海洋の現象を理解し,気象との関係を説明できる。
日程授業項目理解すべき内容 理解度
(1~4)
前期 第1週 1.生物の特徴
 1)生物の多様性と共通性
生物の多様性,生物の共通性と多様性の起源,生物の特性  
第2週 細胞の多様性,細胞の構造にみられる共通性  
第3週  2)細胞とエネルギー 代謝とATP,光合成  
第4週 呼吸,ミトコンドリアと葉緑体  
第5週 2.遺伝子とその働き
 1)遺伝現象と遺伝子
遺伝子の本体ーDNA,DNAの構造  
第6週  2)遺伝情報とタンパク質の合成 タンパク質,RNA,セントラルドグマ  
第7週 (中間試験)  
第8週 3.バイオームの多様性と分布
 1)生物の多様性とバイオーム
バイオーム  
第9週  2)バイオームの形成過程 植生の成り立ち,さまざまな植生,植生の遷移  
第10週  3)バイオームとその分布 気候とバイオーム,世界のバイオーム,日本のバイオーム  
第11週  4)バイオーム調査 自分たちの住んでいる地域のバイオーム  
第12週 4.生態系とその保全
 1)生態系
生態系の成り立ち,食物連鎖  
第13週  2)生態系のバランスと保全 生態系のバランス,人間活動による生態系への影響  
第14週  3)生態系の保全 自然環境の保全  
第15週 (期末試験)  
第16週 総復習  
後期 第1週 5.宇宙における地球
  太陽系の中の地球
太陽系の構造,太陽系の誕生,地球型惑星(地球,月)  
第2週 地球型惑星(水星,金星,火星),木星型惑星,惑星・衛星以外の天体,生命の惑星・地球  
第3週 6.活動する地球
 1)地球の姿
地球の形と大きさの測定,地球の形と大きさ,地球内部の層構造  
第4週 地球の構成物質,プレートの運動,大山脈の形成  
第5週  2)火山活動と地震 火山の分布,火山の地形,火山の噴火と火成岩,火成岩の種類  
第6週 地震が発生するしくみ,地震の動き,地震の発生する地域  
第7週 (中間試験)  
第8週 7.大気と海洋
 1)地球の熱収支
大気の構成,大気圏の特徴,対流圏での天気の変化  
第9週 太陽放射と地球放射,地球の熱平衡  
第10週  2)大気と海洋の運動 緯度によるエネルギー収支,大気の大循環,高気圧と低気圧  
第11週 海洋の層構造,海洋の大循環,大気と海洋の相互作用  
第12週 8.地球の環境
 1)地球環境の科学
地球の温暖化,オゾン層の破壊,エルニーニョ現象とラニーニャ現象  
第13週  2)日本の自然環境 季節の変化,自然景観,気象災害と防災  
第14週 地震災害,地震予測と防災,火山災害と防災  
第15週 (期末試験)  
第16週 総復習  
学習教育目標 A、Bに対応 達成項目本科イ),ロ)に対応 JABEE認定基準
教科書・参考書 教科書 : 高等学校生物基礎(第一学習社),高等学校地学基礎(第一学習社)
評価方法及び
合格基準
成績の評価は,定期試験の成績を90%,レポート課題等を10%で算出し,合計の成績が60点以上の者を合格とする。
学生へのメッセージ、
予習・復習について
温故知新という言葉があるように,これから工学を志す私たちが地球と生命がどのように誕生し調和を成し遂げてきたかを知ることは,重要です。ニュースやインターネット上でよく見聞きする事物・現象について学習するので,楽しみながら受講してください。