専共通 物性物理 1年・後期・選択・学修2単位
担当教員 佐藤桂輔 連絡先 
講義の概要 本講は,結晶の育成,構造評価,組成評価,物性測定と材料開発の一連の流れを紹介する.また,講義の中で,実際に結晶の育成や評価を行う.
到達目標 1.結晶の育成方法の理解
2.結晶の評価方法の理解
3.物性測定方法の理解
日程授業項目理解すべき内容 理解度
(1~4)
後期 第1週 前期量子論 原子の構造について理解する.  
第2週 結晶の育成方法(1) 代表的な結晶の育成方法について理解する.  
第3週 結晶の育成方法(2) 固相反応法を用いて多結晶を育成する.  
第4週 結晶による回折(1) 結晶の構造,結晶面,結晶方位を理解する.  
第5週 結晶による回折(2) 結晶のX線回折について理解する.  
第6週 結晶による回折(3) 第3週に育成した多結晶の粉末X線回折測定を行う.  
第7週 (中間試験)  
第8週 単結晶の育成方法(1) 単結晶の育成方法として,浮遊帯域法を理解する.  
第9週 単結晶の育成方法(2) 赤外線集中加熱炉を用いてルチルの育成を行う.  
第10週 走査電子顕微鏡(1) 走査電子顕微鏡の原理を理解する.  
第11週 走査電子顕微鏡(2) 元素分析 エネルギー分散形X線分光器を使ったX線分光法による元素分析の原理を理解する.  
第12週 走査電子顕微鏡(3) 第3週と第6週に育成した結晶の評価を行う.  
第13週 物性測定(1) 帯磁率,分極,熱膨張の測定方法を理解する.  
第14週 物性測定(2) 第3週に育成した多結晶の物性測定を行う.  
第15週 (期末試験)  
第16週 総復習  
学習教育目標 Aに対応 達成項目専攻科イ)に対応 JABEE
認定基準
(A-1),(c)に対応
教科書・参考書 教科書:適宜プリントを配布する。
評価方法及び合格基準 成績の評価は,定期試験の成績70%,課題レポートの成績30%で行い,平均の成績が60点以上の者を合格とする。
学生への
メッセージ
材料開発や,物性研究がどのように進められているか,実際に手を動かしながら外観して貰えればと思います.積極的に装置に触れてください.結晶育成などの実験は時間がかかるため,放課後に改めて実験することもあります.実験毎にレポートを提出して貰います.