専共通 | 国際経済 | 1年・前期・選択・学修2単位 | |
担当教員 | 箱山 健一 | 連絡先 | |
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講義の概要 | 資本主義は、産業革命によって確立された近代固有の経済システムであり、各国の歴史的な蓄積条件の違いから、今日でも解消されない各国独特の型が生じました。この授業では、先進主要各国経済の型と国際通貨体制の移り変わりを発生史の視点から検討したうえで、グローバル化時代の東アジア経済の課題を展望します。 | ||
到達目標 | エンジニアとして必要最低限の国際経済に関する基礎知識と国際感覚を習得する。 |
日程 | 授業項目 | 理解すべき内容 | 理解度 (1~4) | |
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前期 | 第1週 | ガイダンス | ||
第2週 | 資本主義社会の基本概念 | 産業革命 初期資本主義 | ||
第3週 | 資本主義社会の国際比較(1)イギリス | 寄生地主 シティ | ||
第4週 | 資本主義社会の国際比較(2)フランス | アトリエ工業 | ||
第5週 | 資本主義社会の国際比較(3)ドイツ | 地帯構造論 | ||
第6週 | 資本主義社会の国際比較(4)アメリカ | フロンティア | ||
第7週 | 資本主義社会の国際比較(5)日本 | 地租改正 高度経済成長 | ||
第8週 | 国際金本位体制の成立と展開(1) | 金本位制 | ||
第9週 | 国際金本位体制の成立と展開(2) | 再建金本位制 | ||
第10週 | 戦後国際通貨体制(1) | ブレトン・ウッズ体制 IMF IBRD | ||
第11週 | 戦後国際通貨体制(2) | ニクソン・ショック スミソニアン体制 キングストン体制 | ||
第12週 | グローバル化(1) | プラザ合意 世界標準化 | ||
第13週 | グローバル化(2) | 国際共通経済の形成(EUとNAFTA) | ||
第14週 | グローバル化(3) | 東アジア経済の現状と課題 | ||
第15週 | (期末試験) | |||
第16週 | 総復習 | |||
履修上の注意 | JABEE認定のためには、「国際経済」または「経済政策」のどちらかを履修する必要があります。 この授業は前期にのみ開講する半期終了科目です。 | ||||
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学習教育目標 | C、Eに対応 | 達成項目 | 専攻科ヘ)、チ)に対応 | JABEE 認定基準 |
(C-2), (E-1), (a), (d)-(2)-d), (h)に対応 |
教科書・参考書 | 教室で指示する。 | ||||
評価方法及び合格基準 | 成績の評価は、レポート等の課題の合格者に対し、定期試験の成績で行い、期末試験の成績が60点以上の者を合格とする。課題不提出者は不合格とする。中間試験は実施しない。 | ||||
学生への メッセージ |
授業終了後にはノート等を見直し、復習しておくこと。 |