物質 物質工学実験II 5年・後期・必修・履修2単位
担当教員 岩浪 克之、小松崎 秀人
砂金 孝志、依田 英介
連絡先 
講義の概要 現代の精密合成や材料に関する先端技術は、原子や分子レベルで制御され、その進歩はわれわれの生活に大きなインパクトを与えている。ここでは、これらの基礎となる技術手法の一端を、実験をとおして習得し、基本原理を理解することを目的とする。
到達目標 1.実験装置・器具・情報機器等を利用して目的を達成する手法を理解・習得する。
2.実験・演習を通じて工学の基礎に係わる知識を理解する。
3.実験から得られたデータや演習内容について工学的に考察し説明・説得できる。
4.与えられた制約の下で、自主的に問題解決に取り組むことができる。
5.自らの考えを論理的に記述しすることができる。
6.討議やコミュニケーションすることができる。
実験テーマ理解すべき内容 担当者
後期 材料工学実験オリエンテーション(1週) 材料系実験における実験場のポイント、安全教育などのオリエンテーションを行う。 砂金、依田
酸化物ガラスの作製と光学的性質の測定
(3週)
酸化物ガラスを実際に作製し、その構造、物性などについて考察する。 砂金
均一沈殿法による触媒調製とその比表面積測定(3週) アンモニア法および尿素法で調製した触媒試料について比表面積を測定し、それらの構造上の違いを考察する。 依田
精密合成実験オリエンテーション(1週) 精密合成系実験における反応のポイント、安全教育などのオリエンテーションを行う。 岩浪、小松崎
高効率C-C形成反応
鈴木-宮浦クロスカップリング反応(3週)
C-C結合形成に関与する金属触媒の働きを理解する。フラスコ内で行われている一連の反応サイクル図を考察する。 岩浪
反応試薬の違いによる選択的合成反応
エノンの選択的還元反応(3週)
エノンの還元が、用いる試薬により選択的にアルケンまたはカルボニル基で行われることを理解する。 小松崎
学習教育目標 B,Fに対応 達成項目本科ロ)、ニ)、チ)に対応 JABEE
認定基準
(B-1), (B-5), (F-1), (d)-(1), (d)-(2)-b), (d)-(2)-d), (f), (h)に対応
教科書・参考書 教科書:茨城高専物質工学科応用精密コース編「物質工学実験IIテキスト」
評価方法及び合格基準 実験への取り組み状況(討論等)50%、レポートの内容50%で評価し、総合評価60点以上を合格とする。ただし、提出すべきレポートのうち1通でも未提出のものがある場合には不合格とする。なお、定められた期限内にレポートが提出されなかった場合は減点する。
学生への
メッセージ
後期期間の前半を精密合成系実験に、後半を材料系実験とする。各実験は、2~4人の小グループで担当教員の指導の下に1テーマ3週間で行う。事前にテキストをよく読み、実験のポイントを理解しておく。