電気 マイクロエレクトロニクス 5年・通年・選択・履修2単位
担当教員 吉成 偉久 連絡先 
講義の概要 簡易なマイコンモデルの構成を学習する。さらに,マイクロコンピュータによる制御を理解するために,PICマイコンの構成や命令を学習する。より理解を深めるため,PICマイコンのアセンブラ言語演習にも挑戦する。
到達目標 1.簡易なマイコンモデルを理解できること。
2.マイコン制御の基礎を理解できること。
3.PICマイコンの構成や命令を理解できること。
4.PICマイコンによるアセンブラ演習を理解できること。
5.パソコンを活用して,作成したプログラムの転送やその動作情報の収集・分析を行い,プログラムを改良できること。
日程授業項目理解すべき内容 理解度
(1~4)
前期 第1週 モデルマイクロコンピュータ(MMC8)の概要 MMC8の概要を理解する。  
第2週 MMC8の内部構造 内部構造を理解する。  
第3週 MMC8の命令動作概要 命令を実行する手順を理解する。  
第4週 MMC8の動作タイミングと制御手順(1) 命令の読み出しから解読・実行までの制御の流れを理解する。  
第5週 MMC8の動作タイミングと制御手順(2) 命令の流れを実現する制御手順や入出力を理解する。  
第6週 MMC8機械語演習 MMC8の命令を理解し,フローチャートなどを用いて,プログラムに挑戦する。  
第7週 (中間試験)  
第8週 マイコン制御の基礎 マイコン制御を理解する。  
第9週 PICマイコンの基礎(1) PICマイコンの概要を理解する。  
第10週 PICマイコンの基礎(2) PICマイコンの構成を理解する。  
第11週 PICマイコンの基礎(3) PICマイコンの命令実行を理解する。  
第12週 アセンブラ言語(1) PICマイコンのアセンブラ言語を理解する。  
第13週 アセンブラ言語(2) PICの命令のフォーマットを理解する。  
第14週 アセンブラ言語演習 PICのアセンブラ言語を理解し,フローチャートなどを用いて,プログラムに挑戦する。  
第15週 (期末試験)  
第16週 総復習  
後期 第1週 プログラミング演習の概要 パソコン上で行うPICアセンブラ言語演習方法を理解する。  
第2週 加算命令のみによる乗算プログラム 加算命令のみで行う乗算を理解する。  
第3週 繰り返し命令によるプログラム 繰り返し命令を利用した計算を理解する。  
第4週 繰り返し命令によるプログラム 繰り返し命令を利用した計算を理解する。  
第5週 データ処理プログラム あるメモリ範囲にあるデータを処理する方法を理解する。  
第6週 除算プログラム 除算プログラムを理解する。  
第7週 (中間試験)  
第8週 効率的な乗算 効率的な乗算プログラムを理解する。  
第9週 PICマイコンボードの概要 本ボードの概要を理解し,マイコンと入出力インタフェースとの関連を理解する。  
第10週 LED点灯プログラム(1) LEDの点灯制御プログラムを検討する。  
第11週 LED点灯プログラム(2) LEDの点灯制御プログラムを完成させる。  
第12週 センサ入力(1) センサの値を入力とするプログラムを検討する。  
第13週 センサ入力(2) センサの値を入力とするプログラムを検討する。  
第14週 センサ入力(3) センサの値を入力とするプログラムを完成させる。  
第15週 (期末試験)  
第16週 総復習  
学習教育目標 Aに対応 達成項目本科イ)に対応 JABEE
認定基準
(A-2),(A-3),(c),(d)-(2)-a),(d)-(2)-b)に対応
教科書・参考書 教科書:堀 桂太朗「図解PICマイコン実習」(森北出版)および配布プリント
評価方法及び合格基準 前期の成績の評価は,中間試験と期末試験の平均点で行う。
後期の成績の評価は,中間試験と期末試験の平均点の成績60%とマイコン演習課題の成績(40点満点)の合計点で行う。
通年の成績は前期と後期成績の平均点とし,この成績が60点以上の者を合格とする。
学生への
メッセージ
本科目は、ディジタル回路が基本なので,2年4年の科目を十分に復習しておくこと。後期はソフトウェア演習となるので,自分の力だけで問題を解決する方法を身につけてほしい。