機械 | 機械システム基礎演習 | 1年・通年・必修・履修2単位 | |
担当教員 | 池田 耕、柴田 裕一、谷山 久法、 小室 孝文、鯉渕 弘資 |
連絡先 | |
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講義の概要 | 物理的現象と数学的な表現方法との関係を演習/実験を通して理解し、専門分野における基礎的な考え方を身につける。また、今日の技術者にとって情報の収集、表現、発信の手段として欠かせないメールやインターネット等の利用に関する基本的なルール、マナーについて理解する。 | ||
到達目標 | 1.本校のこれからの学習で必須な理科分野の基礎知識を理解すること。 2.各自が志す専門分野の基本的事象を演習/実験を通して理解すること。 3.基本的な情報リテラシーを修得すること。 |
日程 | 授業項目 | 理解すべき内容 | 理解度 (1~4) | |
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前期 | 第1週 | ガイダンス | 授業内容の概略を説明する。 | |
第2週 | 情報リテラシー(1)演習室の利用 | 演習室の利用方法および利用マナー | ||
第3週 | 情報リテラシー(2)電子メールの利用 | 電子メールの仕組みと利用方法 | ||
第4週 | 情報リテラシー(3)コンピュータの基礎 | 情報の考え方とネットワークの役割 | ||
第5週 | 情報リテラシー(4)情報モラルとセキュリティ | 情報社会に参加するために必要な考え方 | ||
第6週 | 画像処理 | コンピュータを利用して画像から位置の計測を行う。 | ||
第7週 | (中間試験) | 課題の提出をもって代える。 | ||
第8週 | 式とグラフ | エクセルを用いて式とグラフの関係について調べる。 | ||
第9週 | 物体の運動と式 | 物体の運動と式を関係つける。 | ||
第10週 | ペットボトルロケットの運動 | ロケットの運動について必要な知識を知る。 | ||
第11週 | 計算機シミュレーション | エクセルを用いてロケットの運動についてシミュレートする。 | ||
第12週 | ワード演習 | レポートを書くために必要なワードプロセッサの機能について学習する。 | ||
第13週 | 誤差と確率 | 確率と誤差について学ぶ | ||
第14週 | 計算機とデータ | 計算機によるデータの取扱いについて学ぶ | ||
第15週 | (期末試験) | 定期試験は行わない。 | ||
第16週 | 総復習 | 前期の内容を復習する。 | ||
後期 | 第1週 | 実験テーマ/担当教員 | 実験内容 | |
第2週 | 粗さをはかる/小室 | 粗さの測定法 | ||
第3週 | ものつくりと機械/小室 | NCプログラム、NC加工法 | ||
第4週 | 熱分析について I/谷山 | 金属の凝固現象を理解する。 | ||
第5週 | 熱分析について II/谷山 | ハンダ(鉛と錫の合金)の凝固現象を理解する。 | ||
第6週 | シミュレーション入門 I/鯉渕 | 板曲げ、熱伝導、板の振動に関するシミュレーション,可視化の体験をとおしてそれらの現象を理解する。 | ||
第7週 | シミュレーション入門 II/鯉渕 | 板曲げ、熱伝導、板の振動に関するシミュレーション,可視化の体験をとおしてそれらの現象を理解する。 | ||
第8週 | 光の性質 I/池田 | 長さの計測、レーザに関する安全教育および屈折率測定 | ||
第9週 | 光の性質 II/池田 | 屈折率による光の集光、光の広がり角測定 | ||
第10週 | 流れを観察するⅠ/柴田 | 流れを可視化してその現象を調べる | ||
第11週 | 流れを測定するⅡ/柴田 | 流れを測定してその物理量を調べる | ||
第12週 | ||||
第13週 | ||||
第14週 | ||||
第15週 | ||||
第16週 | ||||
学習教育目標 | A,B,Dに対応 |
達成項目 | 本科イ),ロ),へ)に対応 |
JABEE認定基準 | |
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教科書・参考書 | プリント配布 | ||||
評価方法及び合格基準 | 成績の評価は実験レポート50%、取り組み状況を50%の割合で行い、成績の平均が60点以上の者を合格とする。 | ||||
学生への メッセージ |
演習問題を解くことで、理論とその応用について関連性を理解して欲しい。また、基礎的な実験を通して機械工学の入口に触れて欲しい。 予習・復習:演習形式で行うので、必ず前回の内容を自分なりにまとめること。 |