共通 通信システム工学 5年・通年・選択・学修2単位
担当教員 吉成 偉久、遠藤 勲 連絡先 
講義の概要 まず,情報ネットワークの基礎技術について学ぶ。基本的にネットワークアーキテクチャやプロトコルを中心に講義を進める。次に情報を伝送するための伝送回路の設計理論と信号波の解析について学ぶ。主にフーリエ変換による信号の解析と標本化定理について説明する。
到達目標 1.ネットワークアーキテクチャやプロトコルを理解できること。
2.各種孤立波形のフーリエ変換を計算することができ、フーリエ変換の性質を応用できること。
3.標本化定理の証明とその内容を理解できること。
日程授業項目理解すべき内容 理解度
(1~4)
前期 第1週 プロトコル(1) 通信プロトコルの目的やOSI参照モデルを理解する。  
第2週 プロトコル(2) TCP/IPのプロトコル体系を理解する。  
第3週 パケット通信の基礎(1) パケット交換の原理を理解する。  
第4週 パケット通信の基礎(2) IPパケットの構成と機能をを理解する。  
第5週 有線通信の原理 有線通信や光通信の原理を理解する。  
第6週 通信ネットワーク 通信ネットワークの発展を理解する。  
第7週 (中間試験)  
第8週 LANの方式とアドレス制御(1) 有線LANの構成と伝送制御方式を理解する。  
第9週 LANの方式とアドレス制御(2) 無線LANの伝送方式とアドレス制御技術を理解する。  
第10週 LANとネットワーク機器(1) イーサネットを構成する機器を理解する。  
第11週 LANとネットワーク機器(2) ブリッジ・スイッチ・ルータを理解する。  
第12週 ネットワーク層 ネットワーク層を理解する。  
第13週 トランスポート層 トランスポート層を理解する。  
第14週 TCP/IPアプリケーション TCP/IPにおけるアプリケーションサービスを理解する。  
第15週 (期末試験)  
第16週 総復習  
後期 第1週 周期波形とフーリエ級数 フーリエ級数の復習。  
第2週 複素形式のフーリエ級数 複素形式のフーリエ級数について理解する。  
第3週 孤立波とフーリエ変換 孤立波とフーリエ変換について理解する。  
第4週 フーリエ変換の性質 フーリエ変換の数学的性質について理解する。  
第5週 特異な関数のフーリエ変換 デルタ関数、ステップ関数などのフーリエ変換について理解する。  
第6週 線形回路の応答 線形回路の応答について理解する。  
第7週 (中間試験)  
第8週 畳みこみ積分 インパルス応答から任意入力に対する応答が計算できる。  
第9週 周波数伝達関数 インパルス応答と周波数伝達関数の関係を理解する。  
第10週 信号の伝送とひずみ 無ひずみ伝送の条件について理解する。  
第11週 信号の標本化と量子化 信号の標本化と量子化について理解する。  
第12週 標本化定理の証明 標本化定理の証明法を理解する。  
第13週 デジタルフィルタ概論 離散時間信号回路には、FIR回路とIIR回路の二つの回路構造があることを理解する。  
第14週 z変換概論 z変換の定義と性質について理解する。また逆z変換の方法を理解する。  
第15週 (期末試験)  
第16週 総復習  
履修上の注意 演習の結果や学生の理解度に応じて授業の計画を変更することがあります。
学習教育目標 E科はA,Bに対応
他学科はBに対応
達成項目E科は本科イ)、ロ)に対応
他学科は本科ロ)、ハ)に対応
JABEE
認定基準
E科は(A-2),(B-1),(d)-(1),(d)-(2)-a)に対応
他学科は(B-1,-3),(d)-(1),(d)-(2)-a)に対応
教科書・参考書 教科書(前期):西園 敏弘他2名「情報ネットワーク」(オーム社)
教科書(後期):配布プリント
参考書:遠藤 勲、鈴木 靖「電気回路II」(コロナ社)
参考書:掛井 幹雄 他「情報技術」(コロナ社)
評価方法及び合格基準 前期成績の評価は2回の定期試験で行う。
後期成績の評価は2回の定期試験で行う。
学年成績は前後期の平均とし60点以上のものを合格とする。
学生への
メッセージ
前期の復習については、講義ノートの内容を見直し、講義に関係する演習問題を解いておくこと。講義で示した次回予定の部分を予習しておくこと。
後期の予習については、第1週~6週ではフーリエ級数とフーリエ変換について予習しておくこと。
後期の復習については、宿題を中心に講義ノートを見直しておくこと。