共通 | 材料化学概論 | 4年・前期・選択・履修1単位 | |
担当教員 | 砂金 孝志、宮下 美晴 | 連絡先 | |
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講義の概要 | 工業的に多量に用いられている種々の材料を知り、その特性や用途を学ぶ。前半は主にセラミックスや半導体などの無機材料について、後半は有機・高分子材料(主としてプラスチック材料)についての理解を深める。 | ||
到達目標 | 1.セラミックスや半導体といった無機系材料の構造、製法、物性、用途等を理解する。 2.実用に供されている各種プラスチック材料の製法、特徴、用途、物性等を理解する。 |
日程 | 授業項目 | 理解すべき内容 | 理解度 (1~4) | |
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前期 | 第1週 | セラミックスとは | 材料の分類、セラミックスとは何かを理解する。 | |
第2週 | セラミックスの構造 | セラミックスの構造、一般的製法を理解する。 | ||
第3週 | 窯業製品 | ガラス、セメント、陶磁器を理解する。 | ||
第4週 | 耐熱材料 | 絶縁体材料、耐熱材料について理解する。 | ||
第5週 | 半導体材料 | 半導体、半導体の応用について理解する。 | ||
第6週 | 誘電体材料 | 圧電体、焦電体、強誘電体について理解する。 | ||
第7週 | (中間試験) | |||
第8週 | 有機・高分子材料とは | 高分子材料、プラスチック材料とは何かを理解する。 | ||
第9週 | 汎用プラスチック材料1 | 代表的な汎用プラスチックの種類、製法、特性、用途を知る。 | ||
第10週 | 汎用プラスチック材料2 | 前週に引き続き、代表的な汎用プラスチックの種類、製法、特性、用途を知る。 | ||
第11週 | エンジニアリングプラスチック1 | 代表的なエンジニアリングプラスチックの種類、製法、特性、用途を知る。 | ||
第12週 | エンジニアリングプラスチック2 | 前週に引き続き、代表的なエンジニアリングプラスチックの種類、製法、特性、用途を知る。 | ||
第13週 | 熱硬化性樹脂 | 代表的な熱硬化性樹脂の種類、製法、特性、用途を知る。 | ||
第14週 | 高分子材料の物性 | 高分子材料の力学的性質を理解する。 | ||
第15週 | (期末試験) | |||
第16週 | 総復習 | これまでのまとめと復習 | ||
履修上の注意 | 物質工学科の学生は受講できない。 | ||||
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学習教育目標 | Bに対応 |
達成項目 | 本科ハ)に対応 |
JABEE 認定基準 |
(B-3),(d)-(2)-a)に対応 |
教科書・参考書 | 教科書:特に指定しない(必要に応じてプリント等を配布する) 参考書:柳田博明「セラミックスの化学」(丸善)、小川俊夫「工学技術者の高分子材料入門」(共立出版) | ||||
評価方法及び合格基準 | 成績の評価は定期試験の成績で行い、平均の成績が60点以上の者を合格とする。 | ||||
学生への メッセージ |
受講する者は化学の基礎について理解していることが望ましい。 毎回の授業後には、ノートや配布したプリントを見直して復習すること。 |