共通 | 国語表現法 | 4年・通年・選択・学修2単位 | |
担当教員 | 平本 留理 | 連絡先 | |
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講義の概要 | 社会人として必要な実践的な国語表現力を身につける。 | ||
到達目標 | 1、場に応じた表現ができる。2、各種文書の形式、目的に合わせた文書作成ができる。 3、スピーチやディスカッションの基礎知識を習得、実践する。 4、語彙力を高める。 |
日程 | 授業項目 | 理解すべき内容 | 理解度 (1~4) | |
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前期 | 第1週 | 国語表現概説 | 1年間の学習内容及び方法について理解する。 | |
第2週 | 敬語表現 | 敬語の用い方について、理解を深める。 | ||
第3週 | メールの表現 1(基本) | Eメールの特色を考えた上で、メールを送る際に、表現上注意しなければならない事項について確認する。 | ||
第4週 | メールの表現 2(基本) | 〃 | ||
第5週 | メールの表現 3(問い合わせ) | 〃 | ||
第6週 | メールの表現 4(依頼) | 〃 | ||
第7週 | (中間試験) | |||
第8週 | ビジネス文書 1(社内文書) | 社内文書の基本的な形式を理解する。 | ||
第9週 | ビジネス文書 2(社外文書) | 社外文書の基本的な形式を理解する。 | ||
第10週 | 手紙の表現 | 手紙文の基本的な形式を理解する。 | ||
第11週 | メニューの表現 1 | 書き手の立場と読み手の立場の双方からメニューの意味を考え、よりよい表記の方法について模索する。 | ||
第12週 | メニューの表現 2 | 〃 | ||
第13週 | 場所や交通の案内に関する表現 1 | 案内文の表現において注意すべき点や、地図・案内図など、図で表現する意味・効果について考える。 | ||
第14週 | 場所や交通の案内に関する表現 2 | 〃 | ||
第15週 | (期末試験) | |||
第16週 | 総復習 | |||
後期 | 第1週 | 企画や提案の表現 1 | 伝達情報の取捨選択、箇条書きの用い方、見積もりなどを用いる際の注意点について理解する。 | |
第2週 | 企画や提案の表現 2 | 〃 | ||
第3週 | 説明書などの表現 1 | 取扱説明書や使用マニュアルを取り上げ、読み手にとってわかりやすい表現について考える。 | ||
第4週 | 説明書などの表現 2 | 〃 | ||
第5週 | アンケートの表現 1 | アンケートの例文を取り上げ、アンケートをとる目的、意味などを考える。 | ||
第6週 | アンケートの表現 2 | 〃 | ||
第7週 | (中間試験) | |||
第8週 | レポートや論文 1 | レポートや論文を書く際に注意すべき点や、引用・参考文献・注記の際の基本的な形式を理解する。 | ||
第9週 | レポートや論文 2 | 〃 | ||
第10週 | 口頭での表現 1(注意すべき事項) | 人前で話をする際の注意点や聞き手としての心構えについて理解する。 | ||
第11週 | 口頭での表現 2(スピーチ) | 限られた時間内でスピーチを行う。また、聞き手としての心構えについて理解する。 | ||
第12週 | 口頭での表現 3(スピーチ) | 〃 | ||
第13週 | 口頭での表現 4(スピーチ) | 〃 | ||
第14週 | 口頭での表現 5(自己分析) | 自分の話し方の特徴を知るとともに、聞き手としての心構えを確認する。 | ||
第15週 | (期末試験) | |||
第16週 | 総復習 | |||
学習教育目標 | Fに対応 |
達成項目 | 本科チ)に対応 |
JABEE 認定基準 |
(F-1),(f)に対応 |
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教科書・参考書 | 教科書:野田尚史・森口稔『日本語を書くトレーニング』(ひつじ書房) 授業時に必要に応じてレジュメを用意する。 | ||||
評価方法及び合格基準 | 成績の評価は、定期試験の成績70%、提出物や授業時の口頭発表等の成績30%で行い、合計の成績が60点以上の者を合格とする。 | ||||
学生への メッセージ |
社会人として必要な、文章表現の実践的内容の授業とします。真剣且つ主体的な取り組みに期待します。予習の際には、テキストの該当箇所に目を通すこと。復習の際には、授業中に配布する資料を含め、見直しやまとめ直しをすること。なお、予習・復習だけではなく、毎日の生活の中で、「わかりやすい表現とは何か・より適切な表現とは何か」を絶えず考えることが肝要です。 |