共通 | 国語 | 3年・通年・必修・履修2単位 | |
担当教員 | 平本留理・瀬尾邦雄 | 連絡先 | |
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講義の概要 | 日本人としてのアイデンティティー確立のために日本文学・中国文学成立の基本構造を学習する。この基本構造を理解した上で、更に応用・展開すべき論理力・論理構想力・言語操作能力を身につける。 | ||
到達目標 | 人間の生き方や人間相互の関係性、即ち人間及び他者に対する共感と尊敬心について正しく理解し判断できる能力の育成を目指す。また、共同生活に伴う協調性の涵養を目指し、コミュニケーション向上のために日常的な「読み」「書き」「話す」の基本要素を重視、正しい日本語の育成を目指す。 |
日程 | 授業項目 | 理解すべき内容 | 理解度 (1~4) | |
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前期 | 第1週 | ・ガイダンス ・(小説)「白紙」 |
・1年間の授業の流れについて理解する。 ・話の展開を確認した上で、タイトル「白紙」に込められた意味を考える。 |
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第2週 | 〃 | 〃 | ||
第3週 | 〃 | 〃 | ||
第4週 | (説話)「古今著聞集」敦兼の北の方 | 中世説話文学を読み、平安時代の雅の意識を知るとともに、登場人物に対する編者の評価について考える。 | ||
第5週 | 〃 | 〃 | ||
第6週 | 〃 | 〃 | ||
第7週 | (中間試験) | |||
第8週 | (随想)「樹木のある風景」 | 随想を読み、独特な表現の中に込められた筆者のものの見方・考え方について理解を深める。 | ||
第9週 | 〃 | 〃 | ||
第10週 | 〃 | 〃 | ||
第11週 | 〃 | 〃 | ||
第12週 | (史伝)漁父辞 | 中国南方文学の『楚辞』の持つ独特のリズムと屈原の生き方、日本文化への影響を考察する。 | ||
第13週 | 〃 | 〃 | ||
第14週 | 〃 | 〃 | ||
第15週 | (期末試験) | |||
第16週 | 総復習 | |||
後期 | 第1週 | (評論)「この瞬間を歴史に刻む」 | 筆者の論理展開を把握し、その主張を理解するとともに、 「科学技術」のあり方について、思索を深める。 |
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第2週 | 〃 | 〃 | ||
第3週 | 〃 | 〃 | ||
第4週 | (寓話)「孟子」率獣而食人 | 孟子の文章を読み、儒家の思想について理解を深める。 | ||
第5週 | 〃 | 〃 | ||
第6週 | 〃 | 〃 | ||
第7週 | (中間試験) | |||
第8週 | (歴史物語)「大鏡」三船の才 | 紀伝体の歴史ものを読み、そこに描かれる人間観・歴史観を読み取る。 | ||
第9週 | 〃 | 〃 | ||
第10週 | 〃 | 〃 | ||
第11週 | (評論)「旅の変容」 | 旅が視点の拡大として力を持つようになる時期としての近代が、どのような影響と変容を旅に与えたのかを読み取っていく。 | ||
第12週 | 〃 | 〃 | ||
第13週 | 〃 | 〃 | ||
第14週 | 〃 | 〃 | ||
第15週 | (期末試験) | |||
第16週 | (総復習) | |||
学習教育目標 | Fに対応 | 達成項目 | 本科チ)に対応 | JABEE認定基準 | |
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教科書・参考書 | 教科書:「新精選現代文」(明治書院)、「新精選古典」(明治書院) 参考書:「新総合図説国語」(東京書籍) | ||||
評価方法及び合格基準 | 成績の評価は、定期試験の成績で行い、平均の成績が60点以上の者を合格とする。 | ||||
学生への メッセージ |
国際社会で活躍可能な学際的教養を育成するため、不明・疑問な点を明確化し、積極的に発言・自己発信し、自分自身で疑問点を調査・研究する姿勢が要求される。 |