高専だより
令和4年6月掲載号
学校長挨拶
茨城高専校長の米倉達広です。昨年も一昨年に引き続き新型コロナに悩まされた1年でした。学生の皆さん、保護者そして教職員にも大変ご迷惑をおかけしていること、改めてお詫びいたします。いまなお先が見えないコロナ禍ですが、ワクチンや特効薬の開発が進んでいます。もう少しの辛抱をお願いします。また、学生の皆さんにはこの不自由な環境での勉学、研究や課外活動等で活躍される姿に心から感謝いたします。
そうしたコロナ禍にあっても実施できた学生活動を一つご紹介します。それは学生会執行部によるオンライン茨香祭です。例年秋期にキャンパスを公開して行われていた文化祭です。昨年12月にこれを完全にオンラインで実施しました。オンラインでの開催は初めての試みです。そこには何と600人以上の学生が参加し、ゲーム大会や学生討論会など、様々なイベントを行いました。我々中高年からは想像し得ないような姿でした。学生達は“ネット開催”という新たな生活様式にうまく溶け込み、実に生き生きと楽しい一日を過ごしていました。若者のもつ柔軟さに改めて敬服した次第です。
さて、近年の学生達は様々なストレスを抱えて生活していますが、今日のようなコロナ禍における課題としては、メンタルヘルス等の支障が悪化してしまい、就学モチベーション低下に影響してしまうことが知られています。本校ではこれに対応するため、クラス担任教員や学生健康センターと、ひたちなか市福祉部との連携機能の構築に着手しました。様々な課題を抱える学生や、彼らを指導する側のクラス担任を支援してくれるネットワーク体制を構築するのがこの連携の目的です。ご承知おき下さい。
最後になりますが、昨年の高専だよりで「広報強化とセットで進めるべき改革は、キャリア教育の強化です。」と申し上げました。あれから1年をかけていよいよ実現しました。卒業後のキャリア形成をお手伝いするための組織:キャリア支援室が本年4月に設置されます。そこでは、クラス担任の学生指導を補佐するカタチで、キャリア教育やキャリア支援のための相談体制を創ります。学生ならびに、保護者の皆さんはぜひご承知おき下さい。
このように、本校では入学から卒業まで一貫して、本校学生の健やかな成長、そして進路の道筋を築き上げる環境を整えていきます。
新任の挨拶
専門共通教育部 内山 弘美
高等教育政策研究から留学生教育・支援システムの構築をめざして
グローバル教育センターの留学生担当教員として、着任しました、内山弘美と申します。4月から国際交流室長にご指名頂き、センター長に感謝しております。
これまで、高等教育政策・制度・組織的側面に着目して、全国の国立大学の工学部や学際学部・学科を対象に、俯瞰型研究を行って参りました。国立大学工学部の研究に関しては、北海道大学の丹保憲仁総長がご関心をお持ちくださり、当該大学の高等教育センターの出版物に論文を掲載してくださいました。学際学部・学科の研究は、環境省の政策文書や日本学術会議の提言にご使用いただき、高等教育におけるSDGsの基盤の構築に貢献させて頂きました。
これまでの研究は、高専機構が進めている教学IRと大きな関連があります。本校では、研究対象を国立大学から国立高専へ変更して、留学生教育・支援システムを構築するための調査研究を行うことが、大きな業務です。
具体的には、第2ブロックの拠点校として、留学生の学力に関するデータの集積に基づき、ブロック高専の調査研究を行う予定です。
担当する授業は、高校の地学基礎・生物基礎を英語で行うGLS(Global Life Science)と、筑波大学との連携事業であるGPBL(Global PBL)です。
本校は、グローバル高専ということで、英語で科学の授業を行うことを推進しています。学生の皆さんには、日本語で科学の専門用語や内容を理解したうえで、英語に翻訳する力を身につけることをお勧めします。
留学生教育に関しては、大学院生時代のチューター等の経験や、非常勤講師として大学・高専・高校等で多様な留学生教育を行ってきました。この経験を、本校の留学生教育に活かしていきたいと考えております。本校の留学生教育・支援システムの構築は、緒についたばかりですが、その一翼を担わせていただけることを大変嬉しく思います。
留学生の皆さんには、国から選ばれた学生であるという自覚をもって、日本語と専門の勉強に励むことを期待しています。大学とはやり方が大きく異なり、戸惑うことばかりですが、いろいろとご教示頂ければ幸いです。どうぞ、よろしくお願いいたします。
新入生挨拶
1年5組 椿 一心
1年5組 椿 一心(ツバキ イッシン)です。
私が5年間の高専生活を有意義な時間にするために力を入れたいことは、大きく分けて3つあります。
1つ目は、友達をつくる事です。高専に入学してから改めて実感しましたが、本当に様々な地域から学生が集まっています。これを機にたくさんの友達をつくって思い出作りはもちろん、より人脈を広げていきたいと思います。
2つ目は、勉強です。高専では機械や工業に関する豊富な専門知識や、英語で学習する機会が多いため、そこで技術力、英語力を身につけて、グローバル化が進む社会に対応できる人間になりたいと思っています。また、定期テストでも復習や練習を重ねて少しでもいい評価につながるよう頑張っていきたいです。
3つ目は、部活動です。私は現在、野球部と執行部の2つの部に所属しています。中学生の頃は野球部に所属していて、高専に入学したらどの部活に入ろうかなと考えていましたが野球を続けようと判断しました。野球部は先輩方も優しく、楽しみながら毎日野球をしています。活動日が多く大変なところもありますが、努力の積み重ねが技術の向上に繋がると思いながら頑張っています。
執行部では、学校を運営する、企画や行事を通して学生の校内、校外での交流の発展をはかり、より良い学校にしていくという気持ちを持った先輩方にひかれて入部を決めました。自分もその中に入って企画力や集団をまとめる力、企画や行事の成功のために支えていく力などを身につけたいと思います。また、1年生は40人ほど入部しました。人数の多さ、様々なアイデアを駆使して1年生一同、全力で頑張っていきたいと思いますので、ご協力お願いいたします。
1年1組 田隅 ちか香
高専に入学して約2か月がたちました。クラスの人たちとも徐々に話せるようになり、入学当初の緊張はほとんど無くなっています。私としては、無事に学校生活になじめていて安心している次第です。さて、今回は新入生挨拶ということで、高専にきて感じた「自由」というものの紹介をしたいと思います。
高専の「自由」は普通高校の「自由な校風」とは少し違います。というのも、普通高校で「自由な校風」を名乗るのは進学校が多く、その進路はほとんど大学です。そのため、大学に行くための勉強、受験勉強としての面が多く、その点で高専に比べ少し制限がかかります。高専の「自由」とは、個人個人の進路の進み方に対して何かしらの決まりはなく、「一つの目標を共有しない」という点で自由です。
また、服装の自由、進路の自由…これらは個々の個性につながっていて、更にそれを各々が受け入れることで自由が成り立っているのだなと思いました。「自由」という特徴は、私が「入学したい」と感じた1要素でもあって、とても楽しんでいます。これからも、この自由な校風と「自律と創造」の精神にのっとって頑張っていきたいです。
1年5組 アーパーゴーン チットワッタナーコーン(ニコ)
一年生のニコからみなさんへ
はじめまして。タイ・バンコク出身のニコ、姓名はチットワッタナーコーン・アーパーゴーンです。
私が初めて学校に来た日のことをよく覚えています。四月五日、検疫が終わったホテルのロビーで、もう一人のタイ人の友人と一緒に待っていると、二田先生が迎えに来てくれました。二田先生はとても親切な方です。私たちがここに来る間、「誰かがいなくなったら困るから……」と、ずっと面倒を見てくれていました。そして、今も私のことを見守ってくれています。タイから来た家族と別れても、温かい気持ちにさせてくれました。日本で初めて学校説明会に参加しました。でも、何もわかりませんでした。
来日して一ヶ月と十日経ちました。日本人にとても感動しています。みんな私にとても親切です。いつもお世話になっている担任の大武先生、私が来る前から連絡を取り合い日本語を教えてくださっている浜元先生。また、友達や先輩も含めて、分からないことや知りたいことがあると、みんないつも助けてくれます。最初は、勉強以外で日本語を使わないで日本に来るのは大変だと思っていましたが、みんなに出会ってからは、とても居心地が良くなりました。
私の趣味は、旅や新しい場所に行くことです。日本に来てから、新しい食べ物を試したり、日本の文化を学んだり、友達と遊んだりしていますが、日本は言葉では言い表せないほど美しい国だと実感しています。私はこれからも日本で学び、生活していきたいと思っています。国の発展に貢献できるエンジニアになることが私の夢であり、このような美しい国で自分の夢を追うことができるのはとても幸せなことです。
1年5組 ウェン フォン ロック(フォン)
About Me
My name is Lok Wen Feng or you can call me Feng. I am 17 years old and I’m one of the students in class 1-5. I came from Princess Chulabhorn Science High School Chonburi in Thailand. But my hometown is Chantraburi. I will be studying in National Institute of Technology, Ibaraki College for seven years. My hobbies are playing sports like football and basketball and to listen to music in my free time. In my childhood, I usually watch a video about electronics and robotics which I found it interesting. When I was studying in Thailand, there was a government scholarship for Princess Chulabhorn Science High School’s student to study engineering in KOSEN Japan. Which I think that it is a good opportunity for me because I think that Japan is at the top of the world about technology and new innovation. Then I decided to come to study in KOSEN.
The first moment I felt when came to Japan is that Japan is a very developed country, I can see that how technology can make our life and routine much easy and convenient, and the weather and environment is very good too. The people are very kind. What I want to do at KOSEN is to study hard and find new experience of studying and working as an engineer. Also I want to Improve my Japanese language so that I can communicate and understand while studying with Japanese people in the next seven years. My dream is to study at university for a few years after I graduate from KOSEN, then go back to work as an engineer at some company in Thailand to help improve the country. Due to my family main occupation is agriculture, another dream of mine is to help my parent turn their farm into a smart farm so that it will be easier to control the farm and increase the agricultural product.
機械・制御系3年 シティヌルファティハ ビンティ アミル
こんにちは!
こんにちは。私は3年生のファティハです。マレーシアから来ました。私は子供の時から日本について興味があるから、勉強のために日本を選びました。今年の3月に日本に来る予定でしたが、コロナのせいで5月下旬の来日となりました。趣味は本を読むことで、この中でディストピア小説が一番好きです。私は厳しい人に見えますが、厳しい人ではありません。英語で言うと “Don’t judge a book by its cover” です。
日本語を初めて勉強するのは7年前でした。きちんとは言えないまでも、ひらがなと簡単な文法ぐらいはできました。2020年からマレーシアの教育大学に入って、一生懸命に日本語を勉強しました。ですが、授業はずっとオンラインなので、日本語を話す機会はあまりありませんでした。まだ下手です。茨城高専に居る間、たくさん友達を作りたくて、色々なことを話したいです。そして、高専での勉強はもちろんのこと、そのほか日本文化も深く学びたいです。
マレーシアと日本の文化は全然違うから、日本人の友達の手伝いがとても大切だと思います。今のところはまだまだ足りないことが多くて、自分の目標を達成できるように頑張りたいです。いつかどこかで会ったら、その時はよろしくお願いします。これからの留学生活をとても楽しみにしています。
情報系3年 ナイダンスレン ビャンバスレン
はじめまして、今年度の4月に茨城工業高等専門学校に転入しました。
モンゴル出身のナイダンスレンビャンバスレンです。
私は自分で色々な事を試すのが好きだと思いますが、1回に1つの事しか集中できません。私は1つのことを始めたら終わるのを早く見たいです。(それができないなら真剣にしないでそのまま終わるだけです)。
行ったことのない場所に行って新しい方法で勉強するため日本に来ました。転入する前に日本で1年間日本語教育センターで授業を受けましたが、まだまだ日本語の勉強が足りなく分らない事が多いです。
今は茨城高専へ来てもう1ヶ月過ぎました。この1ヶ月で多くの日本人の同年生と先輩と先生たちと知り合いになりました。これからももっと多くの人と知り合いになりたいです。私は自分がそんなに面白い人ではないと思います。また話しかけるのが下手なので時々僕に無視されると思われることがあるかも知れません。そう思わせたならすみません。お互いに分かり合い、仲がいい関係へ進もう。
情報系4年 小堤 宥武
茨城高専に編入学して
茨城高専に入学して1か月が経過し、高専の生活にもだんだん慣れてきました。高校の時とは、大きく違う環境でとても大変な部分が多くありますが、毎日を楽しみながら生活できていると感じています。自分が学びたいことのできる設備が整っていることや、やりたいことを自由にできる校風があるからだと思います。
また学校生活では、高校で学んできたものよりレベルの高い授業内容に苦戦していますが、新しい発見のある毎日はとても楽しいです。専門教科で高校では習っていない範囲も先生方が補講をしてくださり、クラスメイトの協力を得ながら授業で理解できない部分をなくすように努めています。
2年間という期間ですが、周りのみんなと協力しながらお互いに成長し充実した学校生活を送れるようにこれから頑張っていきたいと思います。
情報系4年 水流 添星
機械から情報へ
私は加治木工業高等学校から茨城工業高等専門学校に編入してきました。編入した理由は、高校で学んでいた機械から情報系のことも学びたいと思ったからです。高校では機械について学んでいて、毎日のように旋盤や溶接などは学んでいましたが、プログラミングなどには触れたことがあまりなかったので課題は難しいこともありますが、頑張っていきたいなと思いました。
新しい環境になじめるか最初は不安でしたがクラスの人達はとても親切で、そんな不安も少しずつ解消されていき、学校生活にもなれてきました。周りの人達に比べて二年間という短い期間ですが、沢山のことを学んでいきたいと思います。私は進学をめざしていますが、今の段階ではまだまだ足りていないことが多いため、しっかり努力をして自分の目標に向かって頑張りたいと思います。
化学・生物・環境系4年 小林 暖花
高専に編入して
私は普通高校から高等専門学校に編入しました。化学の分野や生物の分野をより詳しく学びたいと思い、高校の先生に勧められて、茨城工業高等専門学校に編入することに決めました。
高校では理系進学のクラスでしたが、高専ではそこで学んだことよりも、一歩も二歩も先の内容をやっていたり、いままで習っていなかった専門的な教科があったりと、覚悟はしていたつもりですが、実際に授業を受けて、自分の遅れを実感し、焦りと不安でいっぱいでした。特に実験は中学校以来で、器具の操作もままならなかったり、レポートを書くことも初めてであったりと、とても大変でした。
また、学校生活も全く違っていて、右も左もわからない状態でした。しかし、あたたかく迎えてくれたクラスのみんなと、不安なことわからないことがあったら、いつでも聞いてくださいと、声をかけてくださる先生方のおかげで、少しずつ不安が取り除かれていきました。
編入から1か月半経った今でもわからないことだらけですが、親切で頼れる仲間ができて心は軽くなりました。これから約2年間の高専生活の中で、高専を選んでよかったと思えるように、後悔のないように、勉学に励んでいきたいと思います。
機械工学コース1年 廣原 明
専攻科生になり日々感じること
新緑の輝く季節となり、学生の皆様は新学期の学校生活にも少しずつ慣れてきたころではないでしょうか。私は、今年の春に本科を卒業し、より専門的な工学の知識を学ぶために専攻科、機械工学コースへと入学しました。専攻科では、本科での経験や学んできた知識を活かして、地元企業と連携して活動し、地元の活性化を目指すMIPPEプログラムや卒業研究で得られた結果を基により専門的な研究を行う特別研究などに取り組んでいます。
専攻科に入学し、自主的に考えて行動することが増えていく中で、学生ではなく、これから社会に立つ一人の大人として、多くの面で成長することが必要であることを日々感じ、自身の未熟さを痛感しています。しかし、そのような中でも試行錯誤しながら課題解決に取り組み、少しずつ自身の成長を実感することができているので、卒業時には社会人として通用する立派な大人になれているように、これからも精進して勉学に励み、節度を持って学校生活を過ごしていきたいと思います。
電気電子工学コース1年 森谷 公哉
新しい歩み
初夏の訪れを感じ、緑があふれる季節となりました。私は本校本科より専攻科へ進学し、慣れ親しんだ学校での新しい生活に徐々に慣れてきたころでございます。
入学した際、せっかくなので、これから卒業までの2年間をより有意義かつ、楽しいものにしていきたいと私は思いました。そのため私は、「自身が経験したことのない分野に積極的に足を踏み入れていく」という目標を立てて学校生活を送っていくことにしました。本校は学生が自主的に新しいことを始めたり挑戦したりするのに適した環境です。専門的な知識と経験に富んだ先生方や先輩方の存在、ともに学びを深めていく学友や後輩の存在は本校ならではの貴重なものです。
私も本科に在籍していた頃から、本校の様々な方にお世話になってきました。自分ひとりでは思いつけなかった考えや、たどり着けなかった答えに出会った時の感動はとても素晴らしいものでした。
多様性やより広い専門性が求められていくこれからの時代に新しいことへと踏み出していくことはとても意味のあることだと思います。この素晴らしい環境を無駄にしないよう、様々な分野での新たな一歩を踏み出していこうと思います。
情報工学コース1年 金子 将也
流星の如く制御からやって来た6人目と始める専攻科生活
腹痛に耐えながら入場した専攻科入学式と共に始まった専攻科生活に期待に胸を膨らませ、と言うようなオーソドックスな気持ちを私はその時あまり持っていなかった。と言うのも、とある疑問が私の頭の中にずっとあったからだ。ずばり、その疑問とは情報工学コースにやって来た謎の6人目が誰であるかと言う事だ。
出身は制御系で、初めて会ったのは6人目がいると知ったのと同じタイミングでの事だ。その時は本当に驚いた。さて、なんと偶然にも私はMIPPEプログラムでこの人物と一緒になった。名を鈴木龍生と言う。そんな彼とは直ぐ仲良くなり。実験で貴重な存在となった。疑問から友人へと急展開だが、これは私にとってチャンスの重要性を示す一例である。これで私は、チャンスを掴んだと思っている。
同じく、この専攻科生活でこの様なチャンスを逃さない生活を送りたい。勿論、学業や研究にも勤しむがこれもオーソドックスな考え方で、それらを踏まえ私は研究を飛躍させるチャンスを逃さない生活をしたい。
特に機械学習やディープフェイクと言うホットなテーマがある中で、情報専攻で専攻科にいると言うこのチャンスを逃してはならない。
応用化学コース1年 松田 望来
充実した高専生活へ
私はこの春、茨城高専専攻科の応用化学コースに入学しました。これから専攻科で過ごす2年間、自分自身を成長させるために2つの目標を定めました。1つ目は特別研究です。私は本科5年生の卒業研究で、干し芋加工残渣の堆肥化に伴う悪臭の低減化について研究しました。化学を基礎から学んだこの学校で引き続き研究ができることに感謝し、学会での発表などに積極的に参加していきたいと考えています。
2つ目は特別実験です。現在特別実験として組み込まれているMIPPEプログラムでは、異なる専門分野の学生と協力して地元企業との共同活動に取り組んでいます。この特別実験を通して、さまざまな視点から物事を探る力を身につけ、多くの知識を吸収していきたいです。
以上の目標を達成するために研究や学業により一層真剣に取り組み、2年という短い期間を有意義に過ごしたいと思います。