
令和5年2月24日(土)、25日(日)に、ニューポートひたちなか ファッションクルーズにて、KOSEN GALLERY 2023 を開催しました。本イベントは茨城高専創立60周年記念事業の一環として催されたもので、来場者参加型の2つのコンテスト(①企業PR動画部門、②ゲームプログラミング部門)と、2つの無料体験教室(①ドローン操縦シミュレーション、②プログラミング教室)が行われ、各ブースとも多くの来場者で賑わいました。

▲会場のニューポートひたちなか ファッションクルーズ 1Fメインホールの様子
コンテスト(動画部門、ゲームプログラミング部門)
MIPPE企業PR動画コンテスト
専攻科生が授業で制作した企業PR動画のコンテストを開催しました。同学生たちは地域企業を取材し、担当者と協議を重ねながら企業の特長や魅力を発信するPR動画を制作。その協働体験から社会性を身に付け、企業が求める人材像を知ることで、キャリア形成意識の醸成に役立てました。当コンテストでは、5つの観点「①新規性(斬新さ)、②芸術性、③大衆性(親しみやすさ)、④社会性(社会に対するインパクト)、⑤企業にとっての魅力(目的に適っているか)」で審査をしました。また、本科生や来場者の投票によるオーディエンス賞も選出されました。

▲コンテストの様子

▲プレゼンテーションの様子

▲最優秀賞「株式会社ユードム」制作チーム
【受賞チーム】
最優秀賞:株式会社ユードム 制作チーム
優秀賞:株式会社エムシー 制作チーム
審査委員長賞:インターソシオ システム株式会社 制作チーム
校長賞:JX金属株式会社 制作チーム
敢闘賞:株式会社菊池精器製作所 制作チーム、株式会社神戸工業試験場 制作チーム
ファッションクルーズ賞:株式会社今橋製作所 制作チーム
ひたちなか商工会議所賞:株式会社あ印 制作チーム
(オーディエンス賞)
第1位:JX金属株式会社 第2位:株式会社エムシー 第3位:株式会社今橋製作所
U12ゲームプログラミングコンテスト
本校の教員と学生が、今年度大洗小学校・南小学校で実施した、大洗町放課後子ども教室「Islay(アイラ)プログラミング教室 」。同教室を受講した児童27名のうち、本コンテストにエントリーした11作品を「①発想力(自由な発想ができているか)、②表現力(色やレイアウト等のデザイン面)、③ゲームとしての面白さ」の3つの観点で審査しました。また、会場には児童が作成したゲームが展示され、来場者は実際にゲームを体験し、優れた作品への投票を行いました。来場者から最も多くの投票を受けた1作品にはオーディエンス賞が贈られました。

▲コンテストの様子

▲来場者による投票の様子

▲参加児童による記念撮影の様子
【受賞作品】
最優秀賞:「シューティングゲーム」櫻井 海琉さん(南小学校)
茨城高専校長賞:「Get by car」戸塚 晃成さん(大洗小学校)
大洗教育長賞:「げきむずレーシング」中村 修人さん(南小学校)
アイラ賞:「宇宙戦争」矢口 怜奈さん(南小学校)
IBIS賞:「すばやくたおせインベーダーゲーム」川上 陽真さん(大洗小学校)
オーディエンス賞:「爆弾を倒せ!」清宮 菜愛さん(南小学校)
その他の作品にはチャレンジ賞が贈られました。
体験ブース
ドローン操縦シミュレーション
本科生が卒業研究で製作したドローンの操縦体験ができるVRゲームの無料体験ブース。3D技術を使って実際のドローンとそっくりな動きをするシミュレータで、eスポーツのひとつとして注目されている「ドローンサッカー®」の公式機体を再現し、空に散りばめられたアイテムをゲットしてポイントを競うイベントが行われました。はじめは操作方法に戸惑った参加者も、学生に操作方法を教えてもらいながら高得点を獲得していました。


プログラミング体験
本校教員が開発したプログラミング環境「Islay Touch(アイラタッチ)」を使って、世界で1つだけのオリジナルゲームが作れる体験教室を開催しました。ゲームプログラミングを楽しみながら、「○」や「→」の記号をどのように組み合わせると意図する動きが作れるのかを論理的に考える力を育成。プログラミングに触れたことのない人でも楽しんでいただけるよう学生がサポートしました。


学生主体による運営
本イベントは本校学生が主体となって、受付から司会進行、来場者の案内、体験教室のサポート等が行われました。学生たちは本校の代表として丁寧な対応を心がけ、体験教室では優しくわかりやすくサポートする姿が見られました。


