インターンシップ型「未来の図書館を考えるプロジェクト」成果発表会

「未来の図書館を考えるプロジェクト」は、素敵な図書館を創造することを目的に、ひたちなか市立中央図書館と本校の連携講座としてスタートしました。

昨年8月に開催されたキャリアデザイン講義において、図書館に関する様々なテーマについて、本科4年・5年の学生約20名がグループディスカッションを行い、若者が図書館を利用しない理由や図書館の課題等について意見交換を行いました。そのディスカッションを引き継ぎ、ひたちなか市連携インターンシップとして『若者にとって魅力的な図書館をつくるには』をテーマに、専攻科1年生7名が、他の図書館の事例を調査するなどしてアイデアを出し合い、令和4年2月18日にオンライン形式で行われた成果発表会に臨みました。

成果発表会では学生から図書館職員の方々へ、2グループに分かれて未来の図書館に対する提案を発表しました。学生からは、SNSを利用した若者への宣伝PR方法等のソフト面や、魅力的な建物のデザインや内装といったハード面、両面からの提案がなされました。


▲成果発表会の様子

図書館職員の方からは、学生の提案に対して「SNSでフォロワーを獲得する具体的な方法は?」「若者にとっての施設利用の動機付けとなるデザイン性とは?」等のアイデアを深堀した質問があり、発表後には「若者目線の斬新な提案が得られた。」との感想をいただきました。学生にとっては行政の成り立ちについて学ぶ貴重な経験となりました。

ひたちなか市教育委員会中央図書館の皆様におかれましては、このような機会を与えていただきありがとうございました。学生たちの議論やアイデアが、今後の図書館運営や、将来予定されている中央図書館の建替えに向けた検討においても活用されることを期待しております。
本校では次年度以降も地域と連携した活動に積極的に取り組んでいきます。

タグ: