【「分析中部・ゆめ21」若手交流会 第21回高山フォーラム】本校専攻科生が優秀発表賞を受賞!

2021年11月13日(土)にオンライン開催された「分析中部・ゆめ 21」若手交流会・第 21 回高山フォーラムにおいて、本校専攻科応用化学コース2年生の岩下彩夏さんが優秀発表賞を受賞いたしました。おめでとうございます。

同フォーラムは、日本分析化学会中部支部の若手による企画「分析中部・ゆめ 21」の一環として、通常の学会発表とは異なる『若手ならではのユニークで形式にとらわれない学術交流の場の創作』を目指し毎年開催されているものです。

学会名称

日本分析化学会中部支部 「分析中部・ゆめ21」若手交流会 第21回高山フォーラム

発表タイトル

宝石サンゴの化学成分に関する研究

発表者

岩下 彩夏(専攻科応用化学コース2年 )、澤井 光 助教(化学・生物・環境系)、佐藤 稔 教授(同)、岩崎 望(立正大学  地球環境科学部  環境システム学科 教授)、長谷川 浩(金沢大学 理工研究域 物質化学系 教授)

研究概要

アカサンゴなどの宝石サンゴは骨格に鮮やかな色彩を有するため、古くから宝飾品として利用されています。しかし近年では宝石サンゴの違法な乱獲や模造品の増加が問題となっており、この抑制のために産地特定と真贋判定を迅速に行う必要があります。一方で宝石サンゴには未解明な部分が多く、特徴的な赤色の色彩をもたらす成分についても詳細に分かっていません。今回の研究では、サンゴ骨格中の色素成分や微量元素などに注目し、宝石サンゴを特徴付ける化学的指標の探索を行いました。

岩下さんのコメント

初めての学会発表で緊張しましたが、このような賞をいただきとても光栄です。ご指導いただいた先生方に感謝申し上げます。今回の受賞を励みに今後の研究活動に邁進してまいります。

指導教員(澤井先生)のコメント

岩下さんにとっては初学会でしたが、発表ブースに次々訪れる聴衆に向けて終始丁寧な発表をしていました。岩下さんは大学院に進学しますが、今後も一層活躍してくれることを期待しています。関係する先生方のご指導に感謝いたします。

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