【第7回関東磐越地区化学技術フォーラム】本校専攻科生が優秀発表賞を受賞!

2021年11月20日(土)にオンラインで開催された「第7回関東磐越地区化学技術フォーラム」において、本校専攻科応用化学コース2年生の河田紗弥さんが優秀発表賞を受賞いたしました。おめでとうございます。

発表タイトル

固体触媒を用いるエポキシドからのタンデム型シアノリン酸エステル合成


発表者

河田紗弥(専攻科応用化学コース2年 )、小林みさと 准教授(化学・生物・環境系)、宮下美晴 教授(同系)


研究概要

エポキシドは位置特異的な開環反応を伴う様々な求核剤との反応により、合成上有用な中間体として多用されている。これまで当研究室では、固体触媒によるエポキシドの Meinwald 転位によって生成したカルボニルに対して、求核剤を付加させるタンデム型変換反応開発に取り組んできた。本研究では、固体酸触媒、固体塩基触媒を組み合わせて用いる、エポキシドからのワンポットタンデム型α–シアノヒドリンO–リン酸エステル誘導体合成を達成した。


河田さんのコメント

はじめての学外研究発表で緊張しましたが、このような賞を頂くことができて光栄です。ご指導いただきました先生方に感謝するとともに、より一層研究活動に励んでいけたらと思います。


指導教員(小林先生)のコメント

オンラインとはいえ口頭発表でのデビューでしたが、しっかりと準備をして、発表も質疑応答も堂々と落ち着いてできたと思います。研究にご助力いただいた方々に感謝すると共に、河田さんの今後一層の活躍を期待しています。

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