小学校教諭向け「プログラミング教育研修会」を実施しました。

8月12日(水)10:00〜12:00,ひたちなか市教育委員会との連携事業の一環として,「プログラミング教育研修会」を,本校6号館コンピュータ演習室にて実施いたしました。研修会へは,ひたちなか市内の小学校から参加をご希望いただいた11名の教諭および教育委員会の関係者3名の合計14名の参加がありました。本校からは米倉校長,岡本副校長(地域連携・評価),原副校長(専攻科長),専攻科情報工学コース2年生の芳師渡淳之介さん,同じく永井佑樹さんが参加いたしました。

本校専攻科では,2年生の「特別実験(プロジェクト実験)」において,今年度から小学校で本格実施されている「小学校のプログラミング教育」を理解し,専攻科生ならではの授業コンテンツを提案することを目的とした「小学校プロジェクト」に取り組んでまいりました。本研修会は,この小学校プロジェクトの成果の一部を,現場で指導にあたっている小学校教諭に披露させていただくことも目的の一つとして行われました。

研修会では,始めに原副校長より小学校プロジェクトについての簡単な紹介があった後,芳師渡さん,永井さんが講師を務め,小学校プロジェクトの成果の報告,また,小学校教諭にプログラミングを楽しんでもらうことを目的として,Scratchを用いたゲーム作成やmicro:bitを用いた人感(赤外線)センサによる電磁スイッチのオン・オフ回路の作成を体験していただきました。

参加いただいた教諭からは,「専攻科生の発表の内容も素晴らしかったが,説明もとても分かりやすくプレゼンテーションがとても上手で驚いた。」,「理科のプログミング教材としてmicro:bitが導入される予定なので,実際に体験できて良かった。」などの声をいただきました。専攻科生にとっては自分たちのアイデアを直接現場の先生方に聞いていただくことができ,大変貴重な体験となりました。

本校は今後も引き続きひたちなか市教育委員会との連携を強化し,オンライン授業や小中学校でのプログラミング教育等の実施について協力していきます。

Scratch体験を指導する専攻科学生(芳師渡さん)

micro:bitについて説明する専攻科学生(永井さん)