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世界初!小型魚種の回遊履歴を復元.分析で貢献

小型魚種であるマイワシの回遊履歴を高精度で復元することに世界で初めて成功.

                                        (東京大学、茨城工業高等専門学校)

東京大学大気海洋研究所、茨城工業高等専門学校、中央水産研究所(水産研究・教育機構)による共同研究チームは、高解像度同位体比分析と数値シミュレーションという世界でも先例のない融合技術によって、魚類の回遊履歴を推定する手法を開発しました。さらにその最初の応用例として、千島列島沖で採集されたマイワシの、生まれてから採集されるまでの移動経路を再現することに成功しました。この手法は魚類全般に応用可能であり、例えばクロマグロの産卵海域の推定やサンマの回遊経路の推定など、水産資源を効率的かつ持続的に利用していくためのさまざまな課題を解決できる可能性があります。

    
本校の石村豊穂(いしむら とよほ)准教授(化学・生物・環境系)が開発した微量の安定同位体比を分析する技術を活用した研究成果で,論文誌「Methods in Ecology and Evolution」に発表いたしました。

詳しくはこちらをご覧ください。
論文タイトル:Combining microvolume isotope analysis and numerical simulation to reproduce fish migration history

アブストラクトURL:https://besjournals.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/2041-210X.13098

東京大学大気海洋研究所リリースページ:http://www.aori.u-tokyo.ac.jp/research/news/2018/20181016.html